という本を買おうかと思ったが、立ち読みで止めた。amazonでの評価はこちら。
明日仕事を辞めても金利などで暮らしていける人は金持ちのスパイラルに入っており、逆に働いても貯蓄が目減りしている人は貧乏のスパイラスに入っているという。その間の層、働いていれば暮らして行ける層…いわゆる普通のサラリーマンの層が、実は一番リスキーだと説く本。
保険を見直せ、福利厚生を最大限活用せよ、家賃補助が出る間は賃貸に住め、生活した残金を貯金するのではなく、貯金した残りの金で生活しろ、住宅ローンは借りられる額ではなく、返せる額で組め、具体的には年収の20%×定年までの残存年数、家賃やローンの引落口座に給料を振り込め、等々。うーん目新しい視点がない。
amazonのレビューでの評価は高いが、裏を返せば皆さんこれを読んで目から鱗が落ちるほどカネに無頓着というわけだ。そっちの方が驚きだ。
確かに俺はデジタル家電だのApple製品だのをホイホイ買うが、アンダーシャツはテロテロになるまで着るし、パンツやスラックスは穴が空くか破れるまで穿く。靴も破けるまで履くし(先日の犬のアレ事件からも復活させた)、会社では70円のコーヒーをケチってインスタントを飲む。家電の待機消費電力は極力カットするようスイッチを活用し、家の常夜灯はLED、ケータイは電話帳だけ参照し、できるだけ固定電話でかける。収入は有限。どこかで使うのなら、どこかでケチるのは当然だ。
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