結論から言えばそんなことはない。X2から比べて省略の仕方はかなり巧みだと思う。
F2.8対応AFセンサがなくなっている件:
キットレンズとペアで使うことを主な用途とすれば問題ない。
画素数が12Mから10Mに低下している件:
10M CMOSはEOS 40Dで使っている。画質に何ら問題はない。
測距点が減らされている件:
上下左右キーしかないインターフェースでは、いずれにせよマニュアルで測距点を自由に選ぶのは難しい。多点測距をするのであれば、たとえば右上に人の顔がくるのであればその下には体があるわけで、キットレンズ程度の深度があれば顔の代わりに体でAFがかかっても実用上は問題ない。
RAWの連写速度が遅い件:
このカメラのユーザ層ではRAWは不要だろう。
液晶が2.5インチに小さくなっている件:
どうせキヤノンの拡大表示では細かいフォーカス確認はできないので問題ない。コンパクトデジカメなら2.5インチは普通。むしろ液晶サイズで無理をしない分、操作ボタンの配置や大きさがKiss X2比で自然になった。
ファインダに接眼したときに液晶が消えるセンサがない件:
AF半押しで消えるので問題ない。
ボディの質感がチープな件:
これはいかんともしがたいな。質感は高い方が嬉しいけど。
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