「がん保険をアップグレードしないか」

…と保険屋にメールで誘われた。通常はシカトするのだが、なんとなく調べてみたら結構重要なアップグレードらしい。いま入っている2000年型の旧式Afracのがん保険を、現行型の「f(フォルテシモ)」にアップグレードするという差分契約のようだ。

Afracの主張によると、がんの治療方法は進化しているため、がん保険もそれに合わせ拡張されているとのこと。主なアップグレードポイントは「通院治療サポート」「先進医療サポート」「治療方法カウンセリング(セカンドオピニオンとして利用可)」の3点で、我が家の夫婦でこのアップグレードに加入すると1年あたり数万円の負担増になる。

Afracによると日本人がガンにかかる確率は約50%だとか。家計や遺伝は別にしても単純計算で俺かツマのどちらかはガンになる計算だ。

実際にガンにかかり5年生存率の提示を受けたり、余命宣告されたところに保険金をもらっても嬉しくも何ともないような気もするが、一方で、ガンの通院治療は長丁場になりやすく、ダラダラと医療費を払い続けるのは弱り目に祟り目のような気もする。その一方でムダに手厚い保険は老後の蓄えを削ってしまうも同然なので悩ましいところである。

しばらく思案したのち、生命保険の保障額を20%ほど削ってがん保険のアップグレードに充当することにした。これでも年1万円の負担増になるが、契約している保険全体のバランスを見直した結果だ。

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