まず気がついた40Dからの変更点。
・10.1メガピクセルが15.1メガピクセルに
・ファイルサイズはJPEG/L/Fineで3.5Mbyteから5Mbyteへ
・DIGIC IIIがDIGIC 4に
・UDMA CFカードに対応
・連写の最大枚数が75枚から90枚に(但しUDMAカードが必要)
・撮影モード「全自動」の他に「クリエイティブ全自動」が追加
・オートライティングオプティマイザ(シーン認識)が追加
・レンズ周辺光量の自動補正機能が追加
・ISOオートが、ISO100~800から、ISO100~1600に変更
・ISO3200追加、ISO-Hi1(6400)、Hi2(12800)が追加
・液晶が23万画素から92万画素へ、広視野角、低反射処理を追加
・ファインダー内に高輝度側階調優先アイコンを追加
・カメラ内フォルダ作成機能が追加
・ライブビュー起動ボタンを「SET」ボタンから「プリント」ボタンへ変更
・ライブビューにミラーアップしないAFおよび顔検出AFを追加
・連写速度が6.5コマ/秒から6.3コマ/秒に低下
・HDMI端子追加
・AFマイクロアジャストメント(微調整)機能追加
・カスタムセッティングモードのC3が省略
・モードダイヤルの上面が銀色になった
・大きさ変わらず、バッテリー抜きの重量が10g軽く
・付属ストラップに機種名がデカデカと
次に感想。
1,500万画素と言うことでEOS Kiss X2のセンサを積んでこなかった点は意外。ISO 12800まで解放したことからも伺えるように、画素向上に伴うノイズの増加は抑えられているどころかむしろ改善されているのではないだろうか。
EOS DIGITALシリーズの欠点だった、再生時の拡大表示が弱い点は克服した模様。液晶モニタに防汚コートが施されたので、市販の保護フィルムを貼ってしまうとむしろ機能低下になりかねない点がちょっと痛いかも。
記録モード「M」でも800万画素ある。これはEOS 20Dの画素数に近いので「M」モードで間に合う用途も多そう。AFマイクロアジャストメントは欲しがっていたユーザにはいいだろうし、キヤノンへのクレームも減るだろう。個人的にはこのクラスのカメラのAFにこの機能が必要なほど精度があるとは思えないのだが。
ストラップに機種名が入ったのはイヤだなぁ。新機種のうちはいいけど、旧機種になったときなんか切ない。
そういえば一緒に出たEF-S 18-200mmは意外と筐体が大きかった。フィルター径72mm、重量600g。USM駆動でないってのはちょっと残念。
俺は予想通り見送り。EF 17-40mmのために貯金しよう。
なんか今年中にもう1機種出るみたいですけど、まぁ5D後継機種でしょうねー。価格はボディ30万円くらい? 手が出ねぇ… スタート価格がせめてその2/3になってくれれば。
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