DIGA DMR-BW750を軽く弄った感想

DMR-BW750を短時間ではあるが試用する機会があったので報告する。なお、旧型であるBW730も同時に使用できたので、両者の比較を中心に述べる。速攻でモデルチェンジして涙目なBW730/830/930ユーザーの参考になれば幸いである。(私も涙目である)

筐体は一目で短くなった奥行きが特徴。薄型テレビのテレビ台への収まりやすさをいっそう追求した結果だが、結果としてDVDプレーヤーっぽくも見える。フロントドアの開閉フィーリングは剛性感が若干低下。DVDドライブ部分のフタは通常手で開閉することはない部分だが、試しに手で開閉してみるとやはり剛性感が若干低下している。フロントパネル周りについては肉薄になっているようだ。

DIGAに特徴的なエメラルドブルー色のイルミネーションは光源がより直接的に見える形となり、光が鋭くなった。照射の向きが下向きから上向きに変更になったこともあり、近距離で操作すると眩しさを感じるほどだ。FL管のタイムカウンタ表示は文字の大きさが少し小さくなった。

BDドライブのトレイ形状には変化はないが、ドライブ部のフロントドアを手で開けてみると、従来は金属筐体だったBDドライブが樹脂筐体になっているように見える。だいぶ簡略化、コストダウンが進んでいるようだ。

電源を入れGUI周りを操作してみる。「もっさり」が改善されたという本機だが、確かに改善はしているものの、満足できるレベルではない。実測してみると、旧型BW730で起動に4秒かかっていた「録画一覧」画面が、新型BW750では2.5秒程度にはなった。しかし、ここのユーザーの期待値としては1秒以下だろう。

「スタート」メニューは放送画面へのスーパーインポーズではなくなり、全画面塗りつぶした上に描画されるようになった。画面右側には大きくガイドのようなものが表示されるが、まぁ解りやすくなったと言えばその通りだが、前の動作の方がスッキリしていたというユーザーもいるだろう。

特徴的な「ワンセグ同時録画」の出荷時設定はOFFだった。使うユーザーは少ないと考え、「録画時間が従来より短くなっている」というユーザーの混乱を最小限にするためだろう。

リモコンは僅かに薄くフラットになった。上下左右ボタンのストロークが短くなり、押下するとカチカチと従来にはなかった大きな音がする。その周囲に配置してあるボタンのサイズが小さくなった。キーのアサインは見直され、BDとSDのメディア切り替えキーが独立したのは朗報。但しテレビコントロールボタンのサイズが小さくなるなど、旧型と比べれば若干窮屈に感じる部分もある。リモコン発光部が2つある美点は継承。

リモコンに新設された10秒バックボタンは他社にもある機能だが便利。試しに旧型BW730に向けて操作してみたが10秒バック操作には無反応だった。当たり前だが、残念。

広報発表でのスペックを見たときは256秒ほど本気で買い換えを検討したが、実際に現物を見たところあまり買い換えたくはならなかった。むしろ「できること」の重複が少ないソニー機が欲しいなぁと思った。

dmr-bw950


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