最近のAppleがやっていることと言えば、既存のメディアの流通をすべてオンラインベースにして、流通マージンをアップルが徴収する仕組みを構築することに尽きる。音楽、映画、テレビ番組、アプリケーションまで風呂敷を広げてきたので、次は「本」だろうという気はする。10インチタッチパネルを使って電子ブックリーダーを作り、iTSで本の電子データを販売するに違いない。ハードカバーの書籍の大きさは、概ね10インチ液晶と同サイズだし。
もちろんプラットフォームの共通化を進めているAppleだから、iPod Touch相当の機能は詰め込んだ上で電子ブックリーダーを積んでくるだろうと思う。ただ、iPod Touch/iPhone用の低解像度向けアプリを10インチ液晶でどう見栄え良くするのかは、難しいところだと思う。
これからの時代の流通形態の中枢にガッチリ食い込むというのは儲かるんだろうけど、個人的には、Appleのハードウエアが見たいんだよなぁ。ソニーがハードウエア軽視に転向したことと併せ、そういう時代なのかなぁ。
コメント