ガンダム00劇場版を観てきました。以下、劇場版に関してはネタバレほとんどありません。(テレビ版についてはネタバレあります。)
見終わった後「なんでこうなった?」という思いが拭えない本作ですが、どうも調べてみると、水島監督のテレビ版の腹案だったらしいですね。でもちゃんとテレビ版と話が繋がっていて、かつ、テレビ版で拡げた風呂敷をちゃんと畳むようになっていました。
ただ、その腹案にしてもさほど新規性がなく、特に深夜のXEBEC製作の某ロボット?アニメを見ていた方なら、激しい既視感に襲われるはず。某洋画とか、某今年25周年宇宙アイドル?アニメにも通ずるものがあります。リアルロボット路線中心のガンダムにあって、ここまでSF色が強い作品というのは、果たしてガンダムである必要があったんだろうか?とは思わなくもないです。
とにかくテレビ版でも「死んだと思ったらクローンばりの弟が出てきた」とか「意識と肉体を都合良く分離できる人」とかがメンバーにいて実質不死身のソレスタルビーイングにあって、この続編は作れないだろう、と思わせるようなエンディングを持ってきたことは、近年の「続編を前提とする」作品が多い中で、潔さを感じました。
ニュータイプ…00の世界ではイノベイターと呼ばれますが…についての解釈についても、ファーストガンダムほど掘り下げているわけではないですが、正面から取り組んだ姿勢が感じられます。
観た後のキモチとしては、TV版ターンエーガンダムや、TV版エウレカセブンに近いかなとも思います。エンドロールの後にも後日談があるので、そこで席を立たない方がいいと思いますが、まぁあの終わり方では席を立つ人はいないでしょうね。私が見に行った映画館(座席数188で6割くらい着席)でも、席を立つ人は皆無でした。
映像自体はテレビ版よりさらに進化しており、ハイビジョン放送より解像感が低い劇場版だからか、それとも技術が進んだのか、CGと手書きの融合がより自然になっていました。
しかし…冒頭のソレスタルビーイングの活躍には、度肝を抜かれました。内心「どうしよう…困ったことになった…」と思ったのは確かです。あのまま最後まで進行せずに、本当に良かったと思います(笑
コメント
さすがプロと思わせる雑感。
そうですか、既視感があるのですか・・・。
それにしても、冒頭は戸惑いましたね・笑。
私としては、TV版の最後に、
なぜあの惑星が・・・で十分繋がりましたが
単純ですね・苦笑。
私の見た劇場でも、満員御礼。
最後の最後まで、席を立つ人はいませんでした。
冒頭焦りましたね!MSに慣性働いてなかったし!
つかプロって何ですか何のプロ?(笑
ああ、テレビ版で伏線張られてました?
気がつきませんでした。見直してみよう…
あ、いや・・・、
ここのコアな読者の皆さんには、
それで、十分通用するかと(笑)
つかコアって何ですか何のコア?
という突っ込みはなしで・爆。
コアはコアファイターのコア。
プロは。。。ブラウ・プロ?(ちちょっと違う)