年賀状の印刷は無事に郵便局の25日の締め切り前に終わった。途中紙詰まりが2回起きるなど、ヒヤッとさせられることがあったが、我が家のPIXUS MP770は6年目の大仕事をこなした。まだまだ現役で行けそうだ。
にしても、MG8130には目移りしてしまう。
その魅力はサイカ先生のエントリ「キヤノンのMG8130にして驚いたこと」に詳しい。
個人的にはMP770よりコンパクトであったり、待機消費電力が大幅に少なくなっているのもウラヤマシイ。
CCDスキャナにカードリーダー、無線/有線LANにフィルムスキャナ、CDレーベルプリント等々、これだけの重装備なハードウエアが3万円足らず。もちろん携帯電話などと同じでランニングコストの収入に頼るビジネスモデルなのは承知だが、それにしても安い。
しかしどうも調べてみると、MG8130のランニングコストは、MP770の延長で考えると痛い目に遭うようだ。
MP770が出た当時のインクはBCI-7。これがICチップ付きのBCI-7eにモデルチェンジした際に実売価格は変わらず(または僅かに上昇して)インク容量が1割減っているようだ。そのBCI-7eと比べると、MG8130のインクであるBCI-326は4割少ない。BCI-7時代と比べれば約半分だ。それでいて値段は1割程度しか変わらない。
つまり、インクコストがほぼ倍なのである。MP770でインクに年間7千円ほど使う頻度であれば、MG8130に買い換えた場合のインクコストは1.4万円となる。5年間だと3.5万円対7万円である。
実際にそれを裏付けるように、MP770のL判1枚の印刷コストは古い資料によると9円台だが、MG8130は19円台。ただし印刷している画像が同じとは限らないので厳密な比較ではない。
インクタンクが黒くなって中身を空かして見えなくなったのも、少なくとも善意は感じられない。
キヤノンのやり方もずいぶんインク偏重になったものである。
これはMP770には頑張ってもらわないといかんな。
コメント
大変参考になりました・・・。
今年もよろしくお願いします。
我が家も、MP770現役。
確かにでかくて重いけど、壊れたら買い替えかな?
プリンタメーカーとしては、
純正インクと専用用紙で、
そこんとこよろしく!って感じでしょうか。
ではでは。