iPad 2

今まで初代iPadでも「遅い」とか「荒い」と思ったことはありませんでしたが、それはアプリ開発者の努力によるところも多々あったはず。開発者にしてみれば、もう少し処理パワーがあればアレもアレもできるのに…という想いもあったことでしょう。そういった観点では今後より多彩なアプリケーションが開発される素地が提供されたということで、開発者にとっては嬉しいアップデートなのではないでしょうか。

細部を見てみると、スピーカーグリルがパンチングメタルになったのがちょっとデザイン的には後退しているような気がしますが、きっと音質は向上しているのでしょう。先代のスピーカーホールの周りのソリッド感のある造形は、iPadのディテールで私が一番好きなところでした。初代の方がやや高級感があったように見えるのは、MacBook Airにも似ていますね。

ところで今日は日本のアップルストアで行われたマスコミ向け発表会では、「フラッシュを使った撮影は一切禁止」だったんだそうです。さすがブランドと製品イメージを大事にする会社、気を遣ってるなぁ。iPadをストロボ撮影すると、指紋が見た目以上に汚く見えるし、液晶ディスプレイも暗く見えてしまうための措置だと思います。

それと、個人的にはむしろ北米でのiPad2と一緒にリリースされるiOS4.3が心配です。今まで新しいハードウエアと一緒にリリースされたOSのバージョンアップはえてして既存のハードウエアにとってはやや重く、「新機能は嬉しいけど、このハードウエアでは速度が…」と感じ、今まで堪えていたのに「やっぱ新ハードウエア買うか」というモチベーションに繋がってしまっていたのは事実。新しい便利機能に感嘆しつつ、重さに悶絶する日々がiPhone5登場まで続くのではないかと危惧しています。

コメント

  1. SAIKA より:

    フラッシュNGなのは、iPhone、iPad共通の戦略ですよね。
    プレス発表会でまで、アドビにケンカ売るなんて・・(笑)

  2. …精進します!(ぉ

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