旅行でトラブル

先日の岡山旅行では、交通系のトラブルに3つも巻き込まれました。

まず1つめ。プリウスのレンタカーの話でも書きましたが、ANAのWebサイトから申し込んだ「ANAの@レンタカー」の申し込み内容がレンタカー会社に伝わっておらず、30分ほどロスしました。申し込んであった車種が「プリウス」という、比較的ボリュームゾーンの車種だったので、申し込まれていないことが解ってからの配車で何とか間に合いましたが、場合によっては希望通りの車種にならなかったりすることもあろうかと思います。

また、申し込み画面のプリントアウトを持っていたので「確かに予約した」ことをスムーズに証明でき、レンタカー会社に早期にアクションを起こして貰えましたが、あの紙一枚がなかったらかなり面倒なことになっていたでしょうね。

航空券手配と同時にレンタカーを申し込むと、少し安かったり、個人情報の入力が省力化できるなどメリットもあるのですが、今後は少し入力の手間は増えますが、レンタカー会社宛に直接申し込もうかと思います。

そして2つ目。帰りの飛行機が運行前点検で機械系トラブルを起こしました。これは私が気をつけてどうにかなるものでもありません。17:00に羽田に向けて出発する便だったのですが、16:50を過ぎても搭乗が始まらず、17:00を過ぎても「少々お待ちください」のアナウンスのまま。

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「現在離陸の目処が立たず、もしかしたら欠航になる可能性があるので、他の便への振り替えや払い戻しを開始する」というアナウンスがあったのが17:30。アナウンスが流れた瞬間にある程度の人数がワッとチェックインカウンターに流れていったのですが、私も気持ちが固まらないまま、行列に並びました。その時点で選択肢はいくつかありました。

(1)払い戻しを受けて、新幹線で帰る
 →クルマが置いてある羽田空港近辺まで、当日中に到着できる目処が立たなかったため却下。

(2)18:10のJALの最終便に振り替えてもらう
 →残席が少なく家族4人はバラバラに座ることになるが、子供が耐えられないはずなので、却下。預けた荷物のANA→JALの載せ替えにもヒューマントラブルが起きそう。

(3)20:05のANAの最終便に振り替えてもらう
 →帰宅が遅くなるが、確実。

(4)払い戻しを受けて、もう一泊する
 →翌日は仕事なので、この選択肢はなし。着替えの服もない。

というわけでカウンターに並んでいる間に選択肢がないことに気がついたので、カウンターの女性に(3)を申し出たのですが、意外な答えが返ってきました。

「修理部品を羽田から空輸中で、乗る予定の便が19:40に離陸できる見込み。20:05の便より早く羽田に着く。今ならキャンセルも多いので、より良い席に変更もできる。お詫びに一人1,000円の食事券も発行する」

そんな話はアナウンスされていなかったので、軽く動揺しましたが、その話に乗りました。
座席は家族1固まりのまま、人気の高い前の方の席へ変更。そして家族4人で4,000円分の食事券を貰いました。

しかしなぜか「19:40に離陸できる見込み」のアナウンスが、私がカウンターで聞いた17:50頃から、18:30頃までなかったんですよね。あれをもっと早くアナウンスしていれば、混乱はもっと減らせたはずなんですが。

食事券は貰いましたが、残念なことに16:00頃に遅い昼食を食べたばかりで、お腹すいてなかったんですよね。券は食事以外にも空港内の売店なら何でも買える、という話を聞きつけ、半分は子供のオモチャに、そして残り半分で喫茶店での茶菓になってしまいました。もうちょっと有効な使い道はあったかも知れません。

修理を終えた搭乗予定の便は、予告通り19:40に岡山を離陸し、無事羽田に着きました。しかし、トラブルがもう一つ残っていたのです。

実は羽田空港でのクルマを、「つばさパーキング」という、空港から少し離れた民間の駐車場に預けていたのです。空港までの無料送迎がつき、今までも何度か利用してきてノートラブルでした。ここは予め利用する航空機の便を申告しておくのですが、延着の場合はできるだけ早く連絡が欲しいと言われていました。岡山空港から「乗る予定だったANAが2時間ほど遅れる」ということを電話連絡したところ、「了解しました、羽田に到着したらまた電話をください」との返事。

言われた通り羽田に着いてから「着きました」という連絡を入れたところ、「到着フロアではなく2Fの搭乗フロアの、○番出口前で待っていてください。迎えに行きます」という返事。しかし待てど暮らせど迎えの車が来ません。グッタリ旅の疲れを抱えたまま屋外に立たされること20分。おかしいと思い、再度パーキングに電話。「迎えの車が来ないんですけど」「どこでお待ちですか?」「言われた通り2Fの○番出口前ですが」「JALですよね?」「いや、ANAですよ」…どうやらJALの「第一ターミナル」で延々と迎えの車が待っていたようです。私は確かに「ANA」って言ったし、駐車場予約時のWeb申し込みフオームにも「ANA」って入力したのでどう考えても先方のミス。10分後、やっと迎えの車が到着。トータルで30分、羽田空港の降車場で立たされていたわけです。

その「つばさパーキング」、料金は3日間で3,200円。なお羽田空港直結の駐車場を予約した場合、料金は3日間で5,000円(予約料金500円含む)です。この差額の1,800円をケチったために、30分、疲れているのに家族で立たされっぱなしになったのですが、これをどう見るか。これ1回のトラブルで「もう使うもんか」と判断するのは早計かも知れませんが、冒頭のレンタカーの予約の件といい、「間に介在する人間が増えるほどトラブルが増える」ことを身を持って体験してしまいましたので、今後旅行の計画を立てる際には、少しばかり考慮したいと思います。


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