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Logitecの4BAY外付型3.5インチハードディスクケース、LHR-4BREFU3をお借りしたのでレビューする。今のところ3.5inch HDDは1台当たり3TBが最大なので、それを4台内蔵できると言うことは最大12TBのドライブとして使える訳だ。ただし後述するが、RAIDの構成によっては容量は減少する。
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今回はSeagate製のHDD、1TB×4台も併せてお借りしたので、これを装着して最大4TBのディスクとしてテストを行う。
詳しいスペックなどはメーカーサイトでご確認いただきたい。
私のiMacにはeSATAもUSB3.0もないので、IEEE1394b(FireWire 800)で評価する。RAIDによりIEEE1394bの転送速度の理論上限値まで飽和させることができるのか、楽しみである。
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LHR-4BREFU3の外観は主に樹脂を使っているように見えるが、艶消し仕上げで上品な印象。
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フロントには多数のインジケーター類と最低限のボタンが配置されているが、各エレメントは小さく、煩くない。しかしその裏返しで、LEDのラベルの文字はちょっと小さくて読みにくい。
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背面には端子類が並ぶが…
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なぜかIEEE1394bと電源端子は側面にある。Logitec社に意図を確認したところ、筐体を小さくするためとのことだが、背面に余裕がないようには見えない。これは1394bと電源コネクタの、基板に対して垂直に立てるタイプのコネクタが実在しなかったためなのだろうかと勘ぐってしまう。
電源コネクタは側面出しのハンデを最小限に抑えるべくL字型プラグを採用しているが、IEEE1394bケーブルはいかんともしがたい…。
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ACアダプタは大きめだが、持ち運ぶものではないため問題ない。でもこれくらいの大きさのHDDケースなら、電源は内蔵して欲しかったところ。
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HDDを装着してみる。HDDにはLHR-4BREFU3に4セット分付属する樹脂製のハンドルをネジ止めして用いるが、簡易的なドライバーまで付属しているのは親切。但し、ハンドルのねじ穴の成型の問題か、付属のドライバーでは力が足りなくなることもあったので、手持ちのドライバーを用いた。
これをLHR-4BREFU3のスロットに差し込むと結構軽い力で固定されるが、フロント側の内蓋を閉めないとHDDが完全には固定されず、そのまま運搬したりすると内部のコネクタが破損しかねないので注意が必要だ。運搬時は必ず内蓋を閉めるようにしたい。
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電源を入れて、RAID構成を選ぶ。MODEボタンの長押しでRAID選択モードに入り、MODEボタンを押すごとに切り替わる。
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所望のモードになったらケース背面のフタの中にあるボタンを押すと、RAIDモードが決定され一度電源が落ちる。再度電源を入れてPC/Macから初期化すれば使用可能になる。
なおRAIDモードの切り替えを行うと、必ずHDDの初期化が必要になるので注意。
LHR-4BREFU3の内蔵ファンは、そこそこ径が大きいこともあって静粛性は高い。また、7200rpmのHDDを4台回すと相当騒々しいのではないかと危惧していたが、思ったほどではなかった。HDD1台分の騒音を1とすると、4台内蔵しているから4倍というわけではなく、体感的には2倍程度くらいだ。
但し、一般的にHDDはある確率で騒音が大きくなりやすく、4台も使えばそういった騒音の大きい「ハズレ個体」に遭遇する確率も4倍となるのは仕方あるまい。実際、お借りした4台のうち1台は、他の3台と比較してやや騒音が大きいように感じた。騒音を何よりも気にするのであれば、5400rpmなどの低速回転品を選べばいい。
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