Adobe Firefly(ジェネレーティブ塗りつぶし)のクレジット

 

Photoshop Betaに実装されていた「ジェネレーティブ塗りつぶし(生成塗りつぶし)」が先日リリースのPhotoshop 2024よりついに正式版に投入。ないはずの画角の外をAI推定で描いてくれるので、写真を二次利用するケースなどでもうちょっと広い画角が欲しい、という場合に便利です。使い方によっては今までの「コンテンツに応じる」では不可能だった塗りつぶしも披露してくれます。下の写真は画像サイズを1.5倍に広げてみた例。こういった画角を広げたいケースでは、生成範囲に少し元画像をラップさせるようにするとうまく行きやすいようです。

おいおい、その画角の外にあった味噌汁の具とか漬物とかいい感じにどこから持ってきたんだよwwwと驚きますね。

さて、このジェネレーティブ塗りつぶし、Adobe製品の中で横断的に実装されるようで、その商品名をアサヒ・スーパードライ「アドビ・ファイヤーフライ」(Adobe Firefly)と呼びます。Fireflyとは蛍のことです。なぜ蛍。

世に出ている多くの生成系AIが本気で使おうと思ったら有料であるのと同じく、FireflyもAdobe製品のサブスクリプションに使用権が含まれる形で有償での提供になるようです。まず現状、1回生成ごとに1クレジットが消費されます。

そして、各Adobe製品サブスクリプションに、以下のクレジットが毎月付与されます。クレジットは毎月リセットされ、繰り越しはできません。

私が契約しているフォトプラン(20GB)では、100〜250クレジットが毎月付与されるようです。どうして11/1以前の契約だと不要が多いのかは不明です。

本件はまだ駆け出しのようで、条件は逐一追加・見直しが行われるようです。まぁ私の場合100あれば間に合うかな、というイメージは持っています。それに今のところの良心的な運用として、クレジットを使い切った場合でも遅くなるだけで使えなくなるわけではない予定のようです。

クレジット引き落としは2023/11/1から行われるとのことです。

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