Bさんのお誘い(ありがとうございます)で、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 赤の決意 哀しみのアルテイシア プレミア上映会」に行ってきました。
「赤の決意」ってサブタイトル、いつ入ったんだろうと思っていたら、このプレミア上映会の名前だそうで…。
いや、こういう上映会って初めてだったんですけど、なるほど、こういう仕組みなんですね。(独り納得)
椅子も普通の映画館の方がいい、スクリーンも普通の映画館の方が大きい、でもプレミア上映会の方がチケットが高価い、となれば、地球圏最速上映会というステータスやキャストのトークショーや「歌ハモン」こと澤田かおり嬢のミニコンサート、関連原画、グッズ展示、お土産つき、ということろが高価い所以なのでしょう。
だとするならば、もうちょっとですね、トークショーはシナリオを作って欲しかったです。興に乗じてのシナリオなしのトークショーも楽しいでしょうけど、声優さん達、特にシャア役の池田さんはあんなに能年玲奈ちゃんばりに奥手だとは思わなかったです。あ、シャアの池田さんにお会いするのは今回初めてでした、私。
台本読ませれば大河ドラマのナレーションのように淀みなく喋るのに、台本がないとああなんですねぇ…。トークに割かれた時間から、作品売り込みの時間や観客に対する御礼の時間を差し引くと、期待していたほどの情報量がないことは残念でした。これは完全に運営側の問題ですね。
さて本編の方は原作の10巻がベースになっているそうで、実は私は原作10巻も読んでいなかったので、かなり新鮮な気持ちで作品を見ることができました。特にラストの「あのシーン」へのBGM含めた滑らかな繋がりは、ファーストガンダムを繰り返し見た世代には何かこう、(ストーリー上はそんなシーンではないんですが)胸のすく思いがしました。安彦監督がトークショーで「昔は…葉っぱメンドクセェ(笑」と評した場面です。テレビシリーズ「機動戦士ガンダム・鉄血のオルフェンズ」でも先週同じ技術が用いられた印象的なシーンがあったのは、偶然なんでしょうか?(笑
さて、あんなに妹思いだった「のちのシャア」が、ラストシーンの行動に出るまでにはどういう心の動きがあって、そして決意に至ったのか…ああ、だから「赤の決意」なんですね(今頃
どうも情報を総合すると、このままRX-78が登場するところまで映像化しそうな勢いですが、ああ、現代の作画水準で描かれたファーストの時代が見られるんだ…と感無量になると同時に、安彦監督の健康状態がすごく気になります。監督におかれましてはくれぐれもご自愛頂きたいです。
そういえばBSアニマックスでは第一話「青い瞳のキャスバル」が近々放映されるみたいですね。ブルーレイをまだ買っておらず気になっていた方、いかがでしょうか。
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