ツマ用のパッソの点検ついでに、新型カローラツーリングに座ってきました。
とにかく「カローラ」というネーミングに抵抗がある車ですが、セールス氏によると「日本以外ではカローラという名前はとてもスポーティーなイメージで定着していて、それを日本にも広めたいんだと思います」とのこと。
つまり、ブランドイメージ再構築に挑戦するというわけですね。
高級感があり、とてもCOROLLAのシートとは思えませんな…。
ナビはT-connectナビが装備されていましたが、それを付けなくてもスマホを繋げばナビになる仕様。攻めますね。
まぁメインターゲットは若い世代でしょうから、名前を使いまわしても「車に拘らない爺ちゃんの車」というイメージは薄いのかもしれません。
※ちなみに、「車に拘る爺ちゃん」は軒並みプリウスを買っている様子。これが「ロケット」イメージの原因なんでしょうね。
回頭性を優先したのか、あまりホイールベースは欲張っておらず、従ってツーリングというボディ形状ながら後席の前後方向への広さは凡庸。ただ、CX-3やC-HRあたりと比べれば全然足は出し入れしやすいです。
後席カップホルダーはなんと1人あたり2個(ドアとアームレスト)。でも後席3人乗車時は3人で2個(笑。まぁそれは意地悪か。
さてカローラですが、静的な質感はとても素晴らしいです。もちろん値段もそれなりに上がっており、ハイブリッドモデルのフル装備だと350万円が見えてくるイメージです。試乗まではしていませんが、おそらく乗っても現行型プリウスくらいの乗り心地は出るんでしょうね。
自分で買うとしたらとにかくフロントのCバッジを何とかしたいですが、北米に出回っているトヨタバッジの純正パーツに交換するにしても、バッジ部の奥に内蔵されているレーダーは動作保証対象外になるでしょうね。そこまでのリスクを負ってまでは交換できないですね。
あ、唯一、ドアのエッジの折り返しは気になりました。組立精度上必要なのかも知れませんが、よく触れる部分だけに「薄い金属のエッジに触っている」感は消しておいた方が良いように思いました。
しかしこれがかつてのベーシックカーというのはトヨタ恐るべしですね。業績ひとり勝ちなのも頷けます。
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