以前から、「この換気扇はどこからどれだけの空気を吸っているのか」「このドアを開放しておくことは換気にどれくらいの効果があるのか」など、家中の空気の流れを可視化してみたいと思いまして、妻に「臭くない線香はないか」と尋ねたところ、hibiというメーカーのとてもいい香りの線香が出てきました。
私としては香りではなく煙に用があるのですが、1本で10分くらい煙を出してくれるので、それであちこちの気になるところに持っていって空気の流れを確認する、ということをやりました。1本では足りなかったので2本使わせて貰いました。
得られた知見のうち興味深いものを下記します:
1.我が家の2Fのトイレの換気扇は家の構造上、足元に近い位置に付いているのですが、ドアの下のすき間から外気を吸って換気扇で吐き出すという、足元の方の空気の入れ換えしかできていませんでした。(1Fのトイレはドアの下のすき間から外気を吸って天井付近から排出するという綺麗な流れができていました)
2.よく空気は正面方向の穴から入ってくると言うことが言われますが、キッチンの換気扇を動かしたところ一番空気の吸い込み口になっているのは10m先の正面の換気口ではなく、すぐ目の前ながらかなり回り込んだところにある足元の換気口でした。正面の和室の空気は入れ替わってないのかー!
3.換気扇のモーターの力より、部屋間の温度差による空気の循環の方がよほど流れが大きい。(但ししばらく経って部屋間の温度差がなくなるとこの流れは止まる。)
あたりですかね。普段疑問に思っていたところを色々確かめられて楽しかったです。
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