まさかの新規金型「HG スコープドッグ」

バンダイからまさかの新規金型でスコープドッグが出るようです。フォーマットはHG、スケールは非公開ですがHGは13cm前後ですので、実機全高3.8mだとすると1/30 くらいでしょうか。価格は2,570円。以前バンダイが商品化していたスコープドッグは1/20スケール(全高19cm、ガンプラで言えば1/100相当)で4,400円でした。スコープドッグは主役機でありながら量産機なので、たくさん購入されることを前提としたスケールと価格設定なのでしょうか。

脚部は乗降姿勢を再現できる仕様ながら、別売の拡張パーツセットに上半身ボディが付属しており、それは何だ…と思いきや、どうやら基本キットはコクピットの再現が省略されている様子。その分、上半身の可動域を増やしており、特にスコープドックのプラモデル初と思われる「顔を下に向ける」動作が可能になっている様子。アクションフィギュアとしての商品性と、作り込みをしたいモデラー需要の折衷案ですね。

こうやって見ると今回のスケール非公開の意図が分かってきました。おそらく機種別で最大10%程度違うアーマードトルーパーの全高差を吸収するためですね。価格帯や箱の寸法が最優先で、それに合わせて全高差を吸収したいがためにスケール表示ができないのでしょう。スコープドックは1/30相当だが、たとえばダイビングビートル(実機全高4.2m)は1/32にしたい、ということなのでしょう。

個人的にはずっと1/20スコープドックが再販されるのを待ちつつ、2倍以上の価格で売られている中古品を指をくわえながら眺めていたのですが、こういう流れでは1/20の再販は難しいですかね。

まぁでもこれは買います。バンダイが作るスコープドックを待っていましたから。

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