「水星の魔女」の放映開始から1年ですね…。
今季もおびただしい量のアニメが始まりましたが、ここまでで印象に残った作品を紹介。
「豚のレバーは加熱しろ」
豚= CV. 松岡禎丞
来ましたね、松岡禎丞さんの変態アホキャラ。この豚に視聴者を重ねているのは間違いありませんし、重ねられている自覚もあります。キャラクターデザインがちょっと新しく、作画が丁寧。
「ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜」
姫(ミーナ・ルーナ・ティアムーン)=CV. 上坂すみれ
こういうのあまり見ないんですが、姫の眉毛が常時10:10なのに惹かれて見てしまいました。面白かったです。上坂すみれさんなので金切り声が耳に付くときがありますが、姫のキャラに対してイメージ通りです。人生やり直し系ですが「サマータイムレンダ」などと違って戻る回数は1回っぽいので、安心して観ていられると思います。
「葬送のフリーレン」
原作未読。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」との類似性を指摘されていましたが、さすが少年サンデー掲載ということもあってヴァイオレットほど振り切れてはいません。「鬼滅の刃」や「ワンピース」的な一般ウケしそうな要素をちょこちょこ織り込んでおり、それがなおさら「自分向きではないな」という印象を強くしています。シュタルクの「ゼロだよ!!」のようなシーンがある限り、ヴァイオレットと同じ土俵には乗らないと思います。(フェルンの「フリーレン様、こいつはダメです」は「ありがとうございます」という感じでしたが…。) また、主人公の寿命が1,000年というところが今のところあまり生かされていない気がします…と言ってる一方で、鬼滅の刃のように長寿作品になるとしたら飽きてしまいそうです(鬼滅の刃は遊廓編で視聴脱落しました)。本作のように声の抑揚を押さえてリアル日常会話風にボソボソ喋るアニメは SSSS.GRIDMAN で市民権を得たように思います。
「アンダーニンジャ」
リコリス・リコイルやVIVANTのような「実は秘密組織が日本の平和を守っていました」系の、忍者もの。
「キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~」
大人のままプリキュアに変身しなかったのは残念ですが、当時のプリキュアでは踏み込まなかった表現などもあり(2コマ目のプリキュアの表情に注目)、見応えはあります。たぶん生粋のプリキュアファンが観たかった作品にはなってるだろうと思います。当面毎週1人ずつ変身見込み? 「Yes!プリキュア5」のメンバー+初代の2人が登場するものと思われます。
「MFゴースト」
数年前に発生した富士山噴火により、時折火山性ガスが流れ込むようになり人が住めなくなった箱根を舞台に繰り広げられる「MFG」というカーレースの物語。藤原拓海の教え子、カナタ・リヴィントンがMFGの唯一のレギュレーションである「グリップウエイトレシオの均一化」の真の解釈を暴きます。
たまにCGのフレームレートが落ちる以外は、ほぼ完璧なアニメ化。MFGエンジェルスの頬の塗りがアニメ独自解釈で丁寧。カナタが駆るGR86にかつての藤原拓海の面影を見た上有史浩の涙は、頭文字Dファンみんなの涙だと思います。グッときました。
「仮面ライダーガッチャード」
アニメではありませんが、私の見所はナンノちゃんです。昭和のアイドルが仮面ライダーのお母さんに。毎週ナンノちゃんの登場シーンを探してしまいます。仮面ライダーなのにガッチャマン?と一瞬思いましたがガッチャマンとは関係ないようです。
こんなところです。
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