Canonレンズダストキャップ DUST-RFII

キヤノンからEFレンズのように三方向から装着できるRFレンズ用のレンズダストキャップ(レンズリア側のキャップ)が発売になります。RFレンズは今まできちんと指標を合わせないとキャップが装着できませんでした。一方、過去のEFレンズは指標を無視して三方向から取り付けが可能だったので、RFレンズになって使い勝手が悪化したのです。それがこのたび、RFレンズでも三方向からの装着が可能になる新型キャップが発売になります。

「出来るんなら最初からやってよ・・・」という気持ちは分からんでもないですが、当初の最優先事項が「RFレンズとEFレンズの相互誤装着防止」だったのでレンズダストキャップの使い勝手は二の次になったんだろうな…と想像できます。

RFマウントのレンズを手にした時、結構本気で「どうやったらEFレンズのように三方向に装着できるようになるか」ということを幾何学的に検討したのですが、その時の結論は「固定爪が3個ある限り、無理」というものでした。ですがキヤノンが発表した写真を見てびっくり、爪を1個減らしているのです。爪を減らせばEFレンズのように3方向から着く、というのは割と以前から知られていましたが、それは強度を無視したユーザーの戯言であって、まさかキヤノンが純正でそれをやってくるなんて……。

もしかすると、三方向から取り付けられるバージョンの模造品が大陸あたりで発売されているのを察知して、そうはさせるかと純正が模造品潰しにかかった可能性もあるかもしれません。

別売品で 5/19 10:00 予約開始ですが、製品同梱の方も順次切り替わってゆくとのこと。

 

そんなわけで、早々に体験してみるべく、キヤノンから発表された写真をもとに、既存のレンズダストキャップの爪を切ってみました。切ったのは上の写真の赤枠の部分です。

 

こちら完成写真。やってることはガンプラの加工と同じですが、ちょっと変わった素材でしたねこれ。プラスチックなのにジャリジャリするというか。

 

レンズに装着してみます。まず従来の正規の取り付け位置。これは問題ありません。

 

次にこの向き。装着はできますがロックが軽く、カメラ装着方向に引っ張るとたわみを感じます。

 

最後にこの向き。ロックの固さは問題ありませんが、これもカメラ装着方向に引っ張ると僅かにたわみを感じます。

実は実測してみたところ、爪部分はネジのように若干傾いていて、その傾きでロック時の硬さを作り出しているようなので、もしかすると新型のレンズダストキャップは残った爪(特に長さが半分になった爪)の傾きを調整してくる可能性はあります。

なおRFマウントのレンズダストキャップはEFマウントレンズにも装着可能でしたが、この新型レンズダストキャップ相当の改造品でもEFマウントのレンズに三方向から装着可能だったことを申し添えておきます。

 

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