一足先に海外で発表があった、SONY NEXのエントリーモデル、NEX-3Nが国内リリース。
前モデルNEX-F3比で背が低くなり、フォルムがよりNEX-5Rライクになりました。女性を念頭にしているようですが、ボディーカラーにはピンクのほか普通にブラック、ホワイトがあるので、男性が使ってもおかしくないと思います。
シャッターボタン周りにズームレバーが新設されたのはPZ(パワーズーム)レンズがあってこそですよね。先行してリリースされたPZレンズに併せ、この辺り戦略の点と点がちゃんと繋がってるなぁという印象があります。しかし驚いたのは、上の写真に示した自分撮り状態。NEX-5Rと違ってヒンジが簡略化されているせいか、正面から見ると液晶が一部欠けます。これは「オートフレーミング」を前提としてるってことでしょうか。いや、割り切ったなぁ。
これでボディ中央上部からポップアップストロボが飛び出しますからね。液晶にぶつからないのかしらん…？
グリップ部のデザインがまた変更されましたが、長い爪の女性や自分撮り時のホールド性を考慮したとのこと。なるほど、自分撮りのホールド性ですか。確かにそこに考慮されたカメラは少ないですね。
NEX-5Rと比較すると、タッチパネル、Wi-Fi、ファストハイブリッドAFが非搭載になりますが、その分、価格には期待できそうです。価格が一段落すると高級コンデジ…たとえばPowerShot S110シリーズあたりと真っ向勝負になるんでしょうか。こちらならレンズ交換ができて将来の可能性もありますし、何よりAPS-C画質ですよと。S110と比較して明確に劣ってるのは、Wi-Fi/GPSがないことと、僅かばかりの携帯性、そしてレンズキャップが自動ではないと言うところでしょうか。
いやはや、高級コンデジは大変なことになったものです。
ところでストラップホールはカタログ写真にはありませんが実機ではNEX-5N同様に三角環が装備されている様子。あれ、簡単に取れそうで取れないんだよなぁ。私のNEX-5Rも左側はストラップ付けてないしチャラチャラするので、外したいんだけど（笑
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