実家の母用に IXY 90F を買いました。
新型の IXY 100F が出たので、安くなった旧型を。
そうやってみんな安くなった旧型を買うから景気が(以下略)
— co1 (@co1) September 10, 2013
……
えーっと、母は今PowerShot A570ISを使ってるんですが、どうもその機種にありがちな不具合が出てしまって、それを1年半も私が放置していたことに気がついたのが今年のお盆休み(汗
庭で遊ぶ孫を撮ろうとして、撮れなかったんですよ。不具合で。
その不具合と私が戦ってもいいんですけど、直してもまた再発しそうだし、6年くらい使ったし、そろそろ更新してもいいかと。
A570ISを選んだのは母が高齢ということもあり、(1)グリップが持ちやすいこと (2)乾電池駆動ができること (3)そこそこ大きな筐体 という基準で選んだのだが、現在のラインナップにはこれらの条件を満たす機種はない。
しかし、母は折りたたみケータイでメールを打てるくらいの操作は可能で、歳が近い義母もIXY 430(だったかな)を使っていることからも、あまり「大きいこと」に拘らなくてもいいのかなと。
すると、近年の「押すだけで綺麗に撮れる」IXYシリーズが立ち上がってくる。
本当に「素のカメラ」に近いIXY 90F。マニュアルフォーカスもAvモードもTvモードもない。露出補正も普段は隠れている。後継機 100F にはWi-Fiが付いたようだが、母にはもちろん不要なのでこれでいい。価格は9千円前後。もう「オートのカメラだけ」となると、モデル末期とはいえこういう値段なんだなぁ。
ボディカラーはシルバーと迷ったけど、プラスチック部分の茶色成形に惹かれてピンクを選択。シルバーだと黒プラスチックになる。
操作系は極小。ちょっと不安になるが、まぁベストセラー機だし何とかなるだろう。
撮ってみた。サンプルカットはすべて「画像サイズM」で撮影した。母が使うのであれば「L判プリント」以上に伸ばさないので「画像サイズM」で充分。撮影モードはオート。ソフトウエアのシーン判定に頼って使うカメラなので、サンプルは何も考えずシャッターを押すだけにした。
これを一眼レフで撮ると建物の部分は真っ黒に描写されるところだが、うまいこと暗部を持ち上げている。ここまでするかという印象。これをお節介ととるならこのカメラのユーザーではない。素直にPowerShot S120を買った方がいい。
プログレッシブファインズーム16倍(光学8倍×クロップ2倍)。
光量があればそこそこ細部は描ける。なおサンプルは載せないが、ソフトウエア補正をしているのか歪みは意外と少なく、ワイド側で僅かな樽型、テレ側で僅かな糸巻き型だった。
室内。日陰だが、青っぽくならないのはオート前提のカメラとして優秀。白壁なのにアンダー気味にならないのもある意味凄い。これだけ補正されたら、仮にマニュアルで扱えてもすごく暴れ馬な気がする(笑
マクロ。さすがにアニメ顔だと顔認識したりしなかったり。このフィギュアの顎から頭のてっぺんまでは2cmくらい。マクロはワイド端以外ではあまり実用にならない。テレマクロ的な使い方には対応していないようだ。
さて、どうかなぁ。母は使えるかなぁ。
コメント
この製品を狙っているのですが...。
「生産国」が気になりまして...どちらになっていましたか?
よろしくお願いします。
Chinaでした。ご参考までに。