竹沢うるま氏の EOS 6D Mark II 特別企画展

キヤノンギャラリー銀座で開催中の竹沢うるま氏の EOS 6D Mark II 特別企画展を観てきました。

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その作品は、EOS 6D Mark IIのカタログや、特設サイトでも観ることできますが、結論から言えば巷で言われているような性能のひどさは感じなかったですね。特にプリントの展示だと暗部階調の豊かさすら感じられます。

竹沢うるま氏ご本人も在廊されていましたが、これらの6D Mark IIの作品群の撮影はRAWで行ったものの、現像はほぼストレートのこと。入口入って正面の大きな女性の写真がEF 40mm F2.8 STMで撮影されたものというのがある意味痛快ですね。

なお残念ながら日曜は休館日なので、銀座ギャラリーに行かれる方はもう平日しかチャンスがありません。このあとは名古屋、大阪、札幌を巡回されるようです。

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ギャラリー裏手(いや、こっちがオモテか)にはショールームがあり、早速6D2を弄れました。ファインダーを覗いた瞬間に違和感を覚えたのですが、ファインダー下部の数値表示が緑色ではなく白色になったんですね。

全体の質感はフルサイズになった80Dと言うべきか、5D以上とはやはりちょっと違います。DIGICも最新のDIGIC 7を積んではいますが、液晶の出画が5D4と比較するとワンテンポ遅いですね。メニューボタンを押してから表示されるまでとか、撮影してからプレビュー表示されるまでとか、5D4と比べると「あれっ」というテンポです。ここは意外でした。

EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM というレンズも初めて触ったのですが、STMらしく速度はそこそこ。音は小さく動画との親和性は良さそうです。

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5D4との価格差はいま13万円くらいでしょうか。5D4と比較検討されている方も多いと思いますが、ジョイスティックに代わるマルチコントローラーの操作感とか、筐体全体の質感、剛性感、CFカード対応、画質の差異、視野率100%などに差額の価値を見いだせるかですね。

バリアングル液晶の有無やWiFiの親和性、Bluetooth LE対応などは6D2の方が勝っている部分もありますが、既に5D4を購入された方が「ちょっと早まったかなぁ?」と後悔することはないでしょう。

逆に7D2との比較では悩ましいですね。

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