NHKの番組「ドキュメント72時間 大空に飛行機を見上げて」で紹介された「成田さくらの山公園」に行きたい!という写真仲間からのリクエストがあったので、半地元民としては案内しないわけにはいかないだろうと、大人の遠足を企画して数名で行ってきました。
とは言ってもさくらの山公園はできた当初から通っているので、改めて写真を撮るのもアレだなと、昔ムスメが小さな頃に撮ったさくらの山公園でのビデオがいい感じだったなぁ…というのを思い出し、今回はビデオカメラを回しました。
ただ、ちょうどいいタイミングで滑走路が南側への離陸中心(さくらの山公園はA滑走路の北側にある)になってしまったりして、いまひとつ不完全燃焼。そこでFlightraderで着陸機が多く見られたB滑走路北側へ。こちらにも「十余三東雲の丘(とよみしののめのおか)」というビューポイントがあるのですが、そこではなく私が時々行っている畑の方へ。
B滑走路はLCCの比較的小型の機体が多く着陸するのですが、それでもこの迫力。ここは時々巡回の車両が回ってくるので、マナー良くしておかないと怒られる気がします(;´Д`)。あと農作業の方の交通の邪魔にならない配慮も大事。
これは私も今回初めて行った「東峰神社」。航空技術の発展を願って個人によって建てられた神社が、今や反空港勢力の拠点として利用されているというまるで「ティターンズのガンダムMk-II」を連想させる神社です。風向きによってはとんでもない写真が撮れることもあるのですが、この日はそういう風向きでもなく。ただ、そのヤバさについては「公安にマークされる」とか「クルマのナンバーを控えられる」とも言われており、実際この日も、しっかり出入りを見られていました。ここで何かあっても空港は責任持てない感じの場所ですね。
神社から振り返ると、来た道はこんなのです。普通じゃありませんし、フォトスポットとしては全くお勧めはしません。というか、今回の面子でなければ「やめとけ」って言います(;´Д`)。
あとは航空博物館ですね。昭和のノスタルジーが漂う感じの、ゆるい博物館です。空港南側にありますが、北側にある「さくらの山公園」あたりと行ったり来たりするのに距離が6km前後離れてるので地味に遠い(笑。
手前にある展示用のボーイング747は、なんかお刺身の「活け作りに添えられている頭」に見えてしまいます(;´Д`)
さくらの山公園に戻ります。ここには以前前から「野菜の直売所」があったのですが、少し前から一部エリアを区切って航空写真家のチャーリィ古庄氏のショップが開店していたようです。このショップができてから来るのは初めてですね…。航空グッズ販売とか、軽食などが楽しめます。
そのチャーリィ古庄氏のショップスタッフがやっているのだと思いますが、さくらの山公園には離着陸する航空機のガイドアナウンスが流れるようになりました。それによると間もなく総2階建ての超大型機エアバスA380が到着するものの、A滑走路が鳥群の侵入で使用できなくなっており、A380は遠回り旋回を続けているとのこと。とはいえA380が着陸できる滑走路は関東には限られていますから、どうしてもここ、成田のA滑走路に降りたいところです。
30分ほど待ったところでA滑走路が再開し、A380が降りてきました。さくらの山公園に、その大きさに驚く歓声が響きます。
これは上の動画(Canon HF G40)からの1カット切り出し。
朝から晩まで12時間近く成田空港の周りをぐるぐるするツアーなんて、同じような感性を持つ人同士じゃないととてもじゃないけど耐えられないと思いますが(笑、でもそういう人たちだったようで← 同行の皆さんには喜んで貰えて良かったです。
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