2005年に横浜に引っ越すにあたって購入した電動ドリルのバッテリーが、さすが13年も使うとへたってしまいまして、バッテリーだけまだ売っているので買い換えようかと思ったのですが、なんとバッテリーが当時のドリルを購入した価格と変わりないことが判明(;´Д`) それはあんまりだと、ドリルごと新調しました。
日立工機 FDS 10DALです。
最大の特徴はリチウムイオン電池搭載。いままでのはニッカド電池でした。
実は、次にドリルを買うときは収納場所を取らないストレート型(以下の写真のようなタイプ)にしようと心に決めていたのですが、
どうも回転速度を無段階に変速できないっぽいので、やめました。
いままで使っていたFDS 12VDCとの比較(左が新型)。バッテリーもモーター部も一回り小さくなっています。そして驚くのはシステムとしての軽さ。
旧型は本体+バッテリー2本+充電器+ケースで4.8kgあったのですが、
今度のリチウムイオンモデルでは同じセットでも2.7kgと4割以上も軽くなりました。
何がそんなに違うのかって、一番の要因は充電器でした。いままでのニッカド用充電器は1.55kgありましたが、
今度のリチウムイオン用充電器は0.35kgしかありません。スイッチング電源バンザイ!
これでトルクは新型の方が1.3倍もアップ(26N・m → 34N・m)しているのですから、ドリル分野の技術革新もハンパない感じです。
収納ケースも一回り小さく(左が新型)。
セット全体はこんな感じですが(左が新型)、唯一、ケースの構造も簡素化されたため取説の収納ポケットがなくなってしまったのが残念です。
ケースが小さくなったのでいままでケースの隙間に入れていたドリル刃セットが入らないかな?と思ったんですが、今回も入りました。日立工機さん隙間を残しておいてくれてありがとう。
使ってみて不思議だったのは、レバーを軽く握った際にモーターが始動する前に「ピロロー」って音が出ることなんですが、これはモーターの鳴きであり正常であることが取説に明記されていました。京急電鉄かと思いました。
停止時は回転部にロックがかかるので、ドリルチャック時にどこかを抑えながら回転させる必要がなく便利です。
あとリチウムイオンなので、バッテリー切れの兆候がないですね。ストンと使えなくなります。そこだけ気をつけないといけませんね。
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