以前検討していたINAX シャワートイレ CW-RT3を実家に取り付けてきました。いわゆる温水便座の部分だけです。ちなみにヨドバシに頼むと旧便座を外すのに3,300円(外すだけで、廃棄はしてくれない)、新便座の取り付けに6,600円で合計9,900円。私の交通費を考えると微妙なラインですが(;´Д`) まぁ巡回を兼ねてやってきました。
これが実家のトイレです。周囲から槍で突かれても致命傷に至らないようなクリアランスが確保されています(←)。便座は20年もの。水漏れを洗面器で受けています。なんかボタンがいっぱい付いていてハイエンド感がありますが、ガガガと言うだけで自動でふたが開かないポンコツです。
1時間ほどで交換完了。水道ホースと電源を繋ぎ直すだけという、温水便座では一番簡単なタイプの工事です。旧便座と同じメーカーであるINAX、そして色はブルーを選びましたが、意外と色が20年前の便器本体とマッチしていて違和感がなく驚きました。
さて、外した旧便器ですが、本来ならば粗大ごみです。しかしココでは現在コロナウイルスの影響で粗大ごみ回収が行われていません。母が「小さく分解して市の指定のゴミ袋に入れば良いのではないか」とのことで、分解することに。
そこで母が持ってきたのが…
!?
こんなもんどっから持ってきた(;´Д`)
つか、なぜこんなものがある?
うわー、むごい。電気製品に、血も涙もない感じ。(手を下したのは私ですが。)
さて新シャワートイレですが、リモコンのボタンが見にくいですね。なんでボタンをこんなコントラストの低い色にしたんだろう…。文字を頼りに押すしかないじゃなですか。
あと今更のように気がつきましたが、洗浄位置前後調整がないのは承知で買いましたが、洗浄中の前後ムーブもないんですね…。洗浄位置前後調整と洗浄中の前後ムーブは同じ仕組みで動かしていたことを今更のように思い出しました…。母に訊いたところ旧便座でもその機能があることを知らなかったとのことで(;´Д`) まぁよし。
それでも貯湯式(瞬間湯沸かし式ではない)のに、シャワーのジャブジャブ感がイマイチ希薄だなぁ…と思っていたら、説明書に「洗浄をさらに強くする」という記載があり、これを試したところ旧便座と同じくらいのジャブジャブ感になりました。
座った感じ、「ちっさ!」と感じたのですが、図面上の座面寸法は古い便座より大きいんですよね…。座面形状の差が大きさ感の差を生んでいるのでしょうか。
さてこの手の温水便座ですが、DIYでの交換の容易さは今付いているトイレの形式に大きく依存します。
1.今付いている便座は温水便座ではない場合
→トイレ内に温水便座用のコンセントが必要です。また、洗浄タンクへの配管を分岐するための適切な分岐配管が必要です。標準的な分岐配管は新しい温水便座にたいてい付属していますが、現在の状況に合わせた配管を自分で用意する必要があるかも知れません。一番工事が大掛かりになるタイプです。
2.今付いている便座は温水便座で、温水便座から水道配管(ホース)が出ている
→交換は簡単です。古い便座を外して、新しい便座を付けるだけです。今回工事したのはこのパターンです。工具は水道管を外すスパナと、施工前に元栓を閉めるマイナスドライバー、リモコンのネジおよび電源のアース線を固定するプラスドライバーがあればOKです。旧便座を外す前に水抜きを忘れないようにしましょう。
3.今付いている便座は温水便座で、温水便座から水道配管(ホース)が出ていない
→オシャレな便座一体型ですね(TOTOネオレストとか)。その便器専用の交換用専用機種があれば、交換可能です。但し小売り用の便座の2〜3倍の価格がしますけどね…。手順はちょっと複雑になるので、「ネオレスト ウオッシュレット」などで検索してみてください。
1、2の場合は各メーカーの温水便座に便器側の寸法要件が出ていますので、それを確認して購入してください。寸法さえ合えば便器と便座のメーカーは同一でなくともOKです。
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