洗濯機の洗い工程中に時々カラカラ音が鳴るようになりました。まだ買って四年目ですが、毎日2~3回は回しているので、通常の2~3倍の速度で劣化が進んでもやむを得ないところです。
とはいえ、カラカラ音というのは何か異物が挟まった系の音にも聞こえたので、一体どの辺から音が出ているのか確かめてみたくなりました。
しかし最近の洗濯機はフタを開けると運転が止まってしまいます。
まぁどこかにフタの開閉の検出スイッチがあるんだろうとフタを見回してみます。
上の方に磁石らしきものがあります。
これは本体側に磁力で近接を検出するスイッチが入っているっぽいですね。
フタ側の磁石が触れそうな位置に永久磁石をあててみると、フタが閉まったと誤解したようで運転が始まりました。
この状態で何回か運転して確認してみると、カラカラ音は本来「洗い」工程では動くはずのない内槽が回転している際に発生していました。内槽は主に脱水時に回転するものであり、洗い時はラッチでロックされているようです。このラッチがうまく噛んでいないときに内槽が回転し、カラカラ音が出ていました。
たぶんラッチが劣化しているので直そうと思ったら部品交換になると思いますが、費用を想像してみると、
・出張費 1,500円
・技術料 12,000円(2時間)
・部品代 5,000円
と、税込みで2万円程度の出費になりそう。
おそらく実害はないと思うので、直さずに放置することにしました。毎回鳴るわけではないので…。
なお洗濯機のフタを開けたままの運転は、うっかりすると指切断などの事故に繋がりますので(NITE:製品評価技術基盤機構のレポートにもあります)試す際にはくれぐれもケガにご注意ください。
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