Final Cut Pro X の敗北

ツマからSonyハンディカム HDR-CX550V で撮影したAVCHD動画をDVD(ブルーレイではなく)に焼きたいとの依頼を受ける。可能であれば不要部分のカットと、若干の明るさアップも、ということなので、Final Cut Pro X に読み込ませてちょろっと弄って、DVDに「共有」しようとした。(これはApple製品のクセなのかも知れないが、DVDへの書き込みはメニュー上は「共有」扱いとなる。)

部分カットも明るさ修正もFCP X上では分レベルの作業なので問題ないのだが、書き込まれたDVDを家庭用DVD再生環境(DIGA + Viera)で試したところ、音声の左右の位相が逆転したようになっていた。この作業は年に2回程度しかないので忘れていたのだが、2018年にこの問題を解決する小技を編み出していたことを思い出し、試す。原因が分からず気持ち悪いが、これで逆位相の問題は解決した。

しかし今度は映像40分中の30分付近で音声が0.5秒程度途切れるという問題が発生した。編集ポイントでも、DVDディスク中のVOBファイルの区切れでもない。自宅の再生環境ではDIGAでだけ発生し、他のプレイヤーでは発生しない。しかしこのDVDはこのあと子供が入っている吹奏楽部の父兄で回覧されるので、販売シェアを考えればDIGAで不具合が発生するのはまずい。

この時点でDVD-Rディスクを4枚も浪費していて、これ以上DVD-Rのゴミを増やしたくないし、そもそも要求期日は明日だったりする。仕方ないので明るさ補正とスムースな不要部分カットは諦め、DIGAの編集機能で雑にAVCHD動画から不要部分をカットして、DVDに書き込んだ。DIGAのDVD書き込み時に自動生成されるDVDメニューが20年前から変わらぬデザインで致命的にダサいのだが、背に腹は代えられない。

FCP Xは放送、販売コンテンツにも使えるプロツールで実績もあるのだが、AVCHDをソースにしてDVDに書くという、今や本流ではなくなってしまった行為に関しては「明るさ補正と、カット編集だけで、DVDに書き込み」という単純行為すらできなくなってしまったようだ。我が家では敗北ツール扱いである。

 

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