自宅の2階にある AirMac Express(2014年導入)は、1階にある Time Capsule 3TB(2017年導入)からの電波を拾って「拡張」する運用になっていました。一方で、2階にあるiMacは1階にあるNTTの光ルーターと壁の中の有線LAN経由で直結。さらにムスメが「2階で Wi-Fi が安定しない。iPhone が 4G になるときがある」と時々文句を言っていたので、これが解決になるとは考えられないのですが、それでも以前からやってみたかった2階の AirMac Expreess の有線接続化をやってみました。
用意したのはBuffaloの「電源内蔵、金属筐体、ギガビット対応の、スイッチング」ハブ。型番で言うとLSW6-GT-5NS/WH です。2千円台中盤でした。私が買ったとき、色は黒が在庫なしでしたが、ホコリが目立たない白でよいです。NETGEARの同等性能のものも手持ちでありましたが、いかんせん10年選手なので耐久性が心配になり、新調しました。
ハブを選ぶときは「スイッチング」というのが重要ポイントで、スイッチングがないと接続されたすべての機器に相互にパケットが流れて通信の混雑度が増します。逆に、スイッチングだと必要な機器同士しか通信しない(交通整理される)ので混雑緩和に役立ちます。以前はスイッチングと言えば高級ハブの代名詞でしたが、今や2千円台とか…。
これを使って、2階に届いている有線LANを、iMac と AirMac Express に分岐してやります。1番に1階からのLANを接続し、2番ポートにiMac、3番ポートにAirMac Expressを接続しました。3番ポートだけLED点灯がオレンジ色なのは、リンクがギガビット(GbE)ではないからです。
ここ施策を施してから3日ほど経ちますが、今のところムスメから改善されていないという報告は聞いていないですね(尋ねても「グッド」としか言われません)。よく分かりませんが、ワイヤレスでのブリッジより、有線でブリッジした方が安定度もアップすると言うことでしょうか? クライアントから見た場合はあまり関係なさそうですけどねぇ…。
ちなみにSSIDは1階と2階で同じものを設定しました。Appleの機器が支配的の場合、同じSSIDを設定してしまった方が宅内で移動した場合にシームレスに繋がるっぽいので。(いわゆるメッシュWi-Fi的な動作になってるんだと思います。)
1階と2階で異なるSSIDを設定した場合、2階に移動しても1階と接続されたままで、かつ速度が出ない…ということがありました。
今回ハブを導入した後のiMacの有線接続の速度です。充分です。やっぱ有線接続はレイテンシの低さが素晴らしいですね。もっとも、今日は祝日なのでこの速度ですが、皆さんが在宅勤務を始めると速度はこの1/100程度になります(滅
今回ハブを導入した後の AirMac Express の速度です。確かに2階のExpressの方に接続されているはずなんですが、途中経路に有線LAN(100Mbps)が挟まっているのに120Mbpsが出るのは何故なんでしょう…(困惑 測定方法が間違っている気もしますが、間違いも見あたらず…。
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