EF 100mm F2.8 MACRO IS USM 三脚座

RF 100mm F2.8L MACRO IS USM が高くて手が出ないので、当面の間 EF 100mm F2.8 MACRO IS USMを使い続けることに決定。しかしこのレンズ、前々から気になっているのは下記写真の赤矢印部分、いかにも三脚座が付きそうな溝があるじゃないですか。ここに何か付けたくて仕方なかったんですけど。

 

ちなみにRF100mm MACROにはこのような溝はなく、代わりに三脚座をロックさせるための穴があります。

RF 100mm MACROの純正三脚座「リング式三脚座E(B)」は2ピース構成で、この穴に内リングを固定したあと、外リングで挟み込む構成のようです。これにより、回転による摺動面を三脚座内で完結させられ、レンズ側にはスレ傷などが付きにくくなるメリットがあります。

さて話をEFの方に戻しますが、EF 100マクロとの付き合いも長くなりそうだし、いかにも「付けてくれ」的な溝に三脚座を付けてみました。

純正と見まごう質感はありますが、実はこれ純正の価格の1/5の大陸製の社外品。iShoot ( Duomianshou )というメーカーのもののようです。構造は純正のものにかなり近く、レンズ接触面のベルベット、バネ入りのロックネジ(脱落防止機構付き)など純正と同じ機能があります。ただ、このメーカーロゴの印刷が僅かに傾いていたり、ちょっとした接触で塗装が剥げてしまうなど、価格なりの部分はあります。アルミ削り出しで製造されているようですので、組成面でも純正と違いそうな気がします。(純正はアルミ削り出しではないように見えます。)

 

そして純正にない機能。アルカスイス互換プレート溝が付いています。が…

 

手元にある唯一のアルカスイス互換雲台は脱落防止ネジが付いており、これを外さないと付けられません。しかしこの三脚座を使うために雲台の脱落防止機能を失うのもいかがなものかと思うので、たぶんアルカスイス溝は使うことはないです。

 

この三脚座の裏には三脚穴のほかに摩擦力を高める目的なのか六角レンチネジが2本刺さっていたのですが、いくらなんでも出っ張りすぎで邪魔だったので速攻外しました。

 

三脚座のメリットは、縦位置横位置で光軸がズレないところにあります。私の場合、屋外では使うことはありませんので強度的に多少怪しくても許容範囲内です。使用頻度を考えれば純正の1/5の価格というのは手頃だったかなと思います。


 

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