Nikon Z fc / Canon RF 14-35mm F4L IS USM

自分は意外にもニコンのカメラを買ったことがなく、今後も買わないだろうとは思いますが、おっさんホイホイなカメラが出てきました。

軍艦部(銀色のところ)はプラスチックだろ…と思っていたらマグネシウムでした。えらい。ここがプラスチックだったら「ボディ13万はないわ」と言うところでしたが、この辺はフジのX-T30とは差を付けてきましたね。フジのX-S10同様、「こういうのでいいんだよこういうので」と言う世間の声が聞こえてきそうです。

 

本体の張り革を、6色から好みに選んで張り替えられるサービスが用意されるようですが、まぁこれがあるからって若い人や女性が飛びつくということはないでしょうね。絶対的な価格が高いからです。とはいえ往年の名機「ニコンFM2」を象徴としたフォルムはなかなか端正で、首から提げている姿がサマになるので、数年後、中古が潤沢になったら半分ファッションアイテムとしても人気が出そうな気がします。

 

上面の今まで見たことがないような小さな液晶画面(F値表示)がキュートですね。

 

さて次の製品。

RFレンズ小三元の最後のピースだった「広角ズーム」が発表になりました。

実際の発売は3ヶ月も先ですが、「おまえら、ボーナスを他に使うなよ」というメッセージでしょうか。

EFでは16-35mmだった画角は14-35mmに拡大、それでていて全長は短縮、重量も軽くなっています。もちろん最短距離も短縮。しかし全長に関しては従来は「インナーズーム」(ズームしても全長が変わらない)だったので同じ土俵で比較はできないかとは思います。従来はプロテクター(フィルター)を装着することで防塵防滴が完成するという仕掛けでしたが、今回は奇をてらうことなく普通に防塵防滴です。ズームで伸縮はしますが。

価格は24万円、量販店での実勢価格は21.8万円くらいでしょうか。従来型からの買い換えだとEF 16-35mm f/4の買い取りが7万円程度なので、差額は約15万円。まぁ手が届かない金額ではないですが、使用頻度を考えるとまだいいかな…という気もします。どちらかと言えば望遠側(70-200mm F/4L)の方が先に欲しいかも、ですね。

いかんせん16mmという画角でも「うっかりすると自分の足の爪先が写ってしまう」広さだったので、それが14mmとなるとかなり気持ちを切り替えていかないと使い切れない画角ではあります。魚眼と違って歪みのない広角なので中央付近はかなり小さく写ります。主被写体のついでに周囲の状況を一緒に押さえておこう、という使い方には意外と向きません。

 

キヤノンの公式ページにあるこの説明図は間違っていますね…。左の図が14mmだとするならば、右の図は赤枠が16mmだと思います。(左の14mmの図がなかったら成立していたのですが。)キヤノンのWeb屋さんにしては凡ミス過ぎる…そのうち差し替えられるでしょう。

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