玄関ドアのフィーリングを改善

築23年の我が家ですが、玄関のドアをやんわりと閉めると「カチャッ」というラッチが掛からないことがあり、気になっていました。今回本腰を入れて何が起きているかを確認することに。

ネットなどを見ると「ストライカーの位置調整を」などと言う記事が目立ちますが、うちのWEST社のロックにはそういった調整機構は見あたりません。でも明らかに新品の挙動ではないので何が新品と違うのか確認してみます。なおロックメカ交換で6千円くらい、修理に来てもらうと2.5万円くらいかかるのが相場のようです。

 

ロックメカを軽く分解してみたところ、摺動部の樹脂パーツが崩壊していました。おそらくこの部品のすり減りもしくは崩壊が原因で、ラッチの位置がズレてしまっていると思われます。

とはいえWEST社のキーメカは部品単体注文が不可能ですので、何とかDIYしなければなりません。崩壊箇所を何らかの手法で補強すれば良いので、薄手で硬めの樹脂製のシートを用意します。 具体的には百均のクリアファイルの表紙です。この表紙、部材としてとても使いでがあり、 多用しています。

 

いい感じの寸法で切り出して、

 

崩壊した樹脂パーツとラッチの間に挟み込みます。寸法がピッタリであれば金具で抑えられるので、特に接着などは不要でした。

 

ただ、ちょっとザラザラした素材なので、フッ素系潤滑剤(ドライファストルブ)をスプレーしました。

 

ゆっくり閉めてみます。

 

カチャッといい音を立てて閉まりました。

修理完了の旨、家族それぞれ別のタイミングで報告(自慢)したところ、

息子「石でも噛んでた?」
妻「ゴミでも挟まってた?」

と親子で似たような反応だったのは笑ってしまいましたが。

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