abrAsus House 富士河口湖 (1)

キャンプって楽しいですけど、準備や後片付け含めて、それなりにしんどいことも多いじゃないですか。そんなキャンプの美味しいところとホテルを融合した新しい形態の宿泊施設「abrAsus House」(アブラサス・ハウス)にサイカ先生からお声がけいただき、泊ってきました。ええ、車を出せる運転手+カメラマン要員です(笑。

類似の施設に「グランピング」というのがありますが、それよりはホテル寄りの宿です。しっかりした部屋でゆっくり寝られます。ご飯は自分で作る必要はありますが、皿洗いの必要はありません。こちらはごく最近できたばかりの宿ですが、隣に2年前に先行オープンした「abrAsus Hotel」(アブラサス・ホテル)が建っています。Hotelの方もチラ見させてもらいましたが両者とも機能的にはさほど差はなく、基本的にテイストの違いといってよいでしょう。上の写真だと左側の塀の向こうに写っているのが「Hotel」の方です。

この日は統計的には天気が悪いはずの(富士登山にも向かないとされている)日だったのですが、メンバーに強烈な晴れ女(自称)がいらしたようで、ご覧の天気。晴れ女怖い(ぉ。

塀で囲まれ整備された芝生、子供たちがいればきっと大喜びでしょう。水鉄砲やら竹馬やら、庭で遊ぶためのアイテムも揃っています。もちろん、大人が裸足で童心に返るも良し。

チェックインは午後2時。そこからチェックアウト時間の翌朝10時までの20時間、この贅沢な空間を独占できます。場所は河口湖エリアなのでそれなりにレジャー施設もありますが、レジャー施設に行くのが勿体ないくらいの濃密な20時間です。遊びに行ってる暇はないです。せいぜい飲み物やお酒を仕入れに近所のコンビニに行くくらいですね(車で3分程度)。

明るいうちは庭と眺めと静けさを満喫し、少し暗くなってきたらお風呂やサウナに入ってもいいし、食事の準備を始めてもいいでしょう。ただ調理をするので、お風呂は後回しの方がいいかも知れません。この日は特別に連泊用のメニューで、六本木「豚組」が仕込んだ肉料理が用意されていました。「ヘルシオ・ホットクック」や「焼肉用 溶岩プレート」など、私にとって初めてとなる調理機材もありました。

冷たい水が美味しい!(富士の天然水!?)

おしゃんな皿…

無駄にON/OFFしたくなる照明!(笑 男は黙ってトグルスイッチですよね。

ベッドルームは2つ。最大6人が宿泊できます。

mono-logueメイキング。

また、abrAsus Hotel / Houseともサウナにとても力が入っていて、富士山を望みながら思索にふけることもできます。ちなみにabrAsus Hotelの方はサウナは別棟かつ薪割り必須(スタッフにお願いすることも可能)でしたが、abrAsus Houseの方は温度コントロールやタイマーもついた電気仕掛けのサウナになっています。

そろそろ夕食に取りかかりますか。

まずは用意されている全メニューの作り方を読んで所要時間を把握し、着手の時間を調整すると良いでしょう。やっぱり肉が焼けたときにご飯ができていた方がいいですからね! (↑手順3wwww)

いったん並べてみて、材料に科不足ないか確認します。ちなみに計量カップとごはんのしゃもじがありませんでしたが、そこを乗り切るのもキャンプ的です(笑。この時間になるとスタッフさんは常駐していないので、「計量カップがないよ〜」と呼んでもタイムリーには駆けつけられません。何とかしましょう。この宿をリザーブするような方はそれくらい乗りきれると信じています。

材料は基本切ってあるので、包丁も使いません。

ヘルシオホットクックって初めて使いました。担当してもらうメニューはジャガイモのポタージュ。

本当に40分放置するだけでできましたwww マジか感動www(当たり前です。)
※途中指示されたタイミングで牛乳は入れました。

豚組プレゼンツ、スペアリブのジャム煮。

豚組プレゼンツ、鴨肉の溶岩焼き。いや〜こんな柔らかい鴨肉食べたことないです。

ラタトゥイユ完成。

豚組メニューを堪能しながら、お酒で会話も弾みます。この季節は日が沈むと気温が10度くらい下がるそうで、外に出ると自然のクーラーにあたっている涼しさです。ここ一応、標高1,000mありますからね。これだけ暗ければ天の川も見られるはずだったのですが、この日は月が完全に天の川に被っている日で、明るすぎて天の川は見えませんでした。

食事の後の大事なアクティビティが1つあります。コーヒー豆焙煎です。翌朝美味しいコーヒーを飲むために、豆を焙煎します。15分くらい涼しい屋外で豆を振ります。

セブンイレブンなどで見たことのある豆の見た目になったら、ざるにあけて冷まし翌朝を待ちます。いやぁ豆の焙煎って初めてやりましたが、こんな感じなんですね。

あとはお風呂なりサウナなりに順番に入って、ゆっくりしましょう。テレビもないので時間は長く感じそうですが、全くそういうことはなかったです。あっという間に夜更けでした。

テレビがないと書きましたが Free Wi-Fiはあるので、この日最終回を迎えた「水星の魔女」を17:00からリアルタイム視聴してしまいました…。宿のコンセプトからすると台無し感がありますが、これを見ておかないと帰宅するまでネタバレを避けるためにネットを封印しないといけないので(笑、自宅のDIGAのチューナーに「どこでもDIGA」アプリから接続し、大団円を見届けました。このロケーションで満喫する「水星の魔女」最終回のマイルドな感動は、これはこれで忘れられない思い出になりました。

初日はこんな感じです。2日目は別記事にて。

これだ!

コメント

  1. […] abrAsus House 富士河口湖 (1)クマデジタル […]

  2. […] 冷蔵庫の中にキレイに分類された下ごしらえ済みの食材と、作業手順書。この辺については同行したクルマの出せる写真班、クマデジタル氏のblogに詳しく書かれているのでワタシのところでは軽く。 […]

タイトルとURLをコピーしました