ドコモ光の10Gを導入したものの、1Fに10G対応のネットワークスイッチがないので、1Fにある10G対応の無線LAN親機と、2Fへの10G伝送を両立できずにモヤモヤしていました。そこでもう1つ、1Fにもネットワークスイッチを追加することにしました。
実は当初、PLANEXの2.5G対応スイッチ FX2G-05EM を購入したのですが、数秒〜数十秒に1回、最大3秒程度のフリーズ(いわゆるプチフリ)が起きました。1F〜2Fの長距離伝送か、はたまたBuffaloの10G/2.5G スイッチとの相性が悪いのかなど色々考えテストしてみましたが、短距離でのBuffaloの10G/2.5G スイッチを介さない通信でも現象が起きることから使用を諦め売却、NETGEAR GS110MX に買い替えました。(Macに繋いだbelkinのUSB-C 2.5Gアダプタとの相性が悪かったのかも知れません。)
購入したNETGEAR GS110MXというのは10Gが2ポート+1Gが8ポートというアンマネージスイッチで、選択理由は価格とファンレスというところです。NETGEARは信頼性が高くて良いのですが、全ポート10Gになると冷却ファンが付いてしまいますし、そもそも高価です。全ポート2.5Gのファンレスという製品もあるのですが、やっぱり1F/2F間は10Gでリンクさせたいと思い、GS110MXを選びました。
コンセプトとしてはどこか一点を高速にするのではなく、まんべんなく高速にしようと思いまして、Buffalo の 10G/2.5G スイッチ を1Fに持っていって、新しく導入したNETGEARを2Fに設置しました。本機はLANポートと電源コネクタが反対の面に付いているので露出させながらスッキリ設置するのは難しく、インジケーターの確認しやすさなど色々加味して、iMacが乗っているパソコン机の背面パネルの内側に付属の磁石で固定しました。
そして接続は最終的にこんな感じに:
この接続法だとAterm WX6000HPは10Gポートがあるのに2.5G接続になってしまうのですが、10Gポートを使ったとしても無線LANの実効速度は最大1.2G程度だったのでまぁ良し。(ちなみに1Gポートに接続した場合は実効速度は最大0.6G程度でした。)
安心して使えて安価な、全ポート10Gのスイッチが出たら双方のスイッチを置き換えるとそれなりに基礎体力が上がりそうですが、それまでの間はこういう風に「基幹線を太く、そこから五月雨式に細くなっていく」接続がコスパがいいのではないかと思います。
スイッチとAtermのそれぞれを1F/2F間で交換することも考えたのですが、WX6000HPの方がリビングでのインテリア性が高いことと、無線LANで動画ストリームをガンガン使われるのは1Fであることから、より高速なWX6000HPを1Fに残しました。WX5400HPを買ったことは書いていなかったかと思いますが、WX6000HPが安定稼働した頃にLINKSYS VELOPから買い換えました。VELOPのままでも大丈夫だと思ったのですが、管理ソフトをWX6000HPと一本化したかったことを、無線LANのローミングを行うため同じメーカーの方が安心感があるかなと思いまして。
にしてもさすがNETGEAR、相手がBuffalo、ケーブルが13mのCat.6(6Aではない)でも、1F/2F間の10G接続は安定していますねぇ。
コメント
2Fには速い接続機器はないので,1Fの10GポートにはWX6000をつないで,2Fへは2.5G配線ではだめなのですか?2Fの接続機器が多いので10Gで行っておいた方がよいとの考えですか?
理由は3つありまして、
1.WX6000の無線LANの実効速度がせいぜい1.2Gbpsなので、バック側2.5G(全二重なので実質5Gbps)でもそんなに問題がない。
2.Buffaloの10G/2.5G Hubが、10G→2.5Gをやらせると遅い(ここで2.5Gに変換したものを2Fに持っていきたくない)
https://kumadigital.jp/archives/31522.html
3.2FのMacにできるだけ速い線を持っていきたい。
以上を総合的に勘案した結果になります。
これはルーター機能が生きているのはXGだけという感じですか?
はいそうです。Atermは2台ともアクセスポイントモードです。
XGはバンドステアリング機能がないので
2.4と5を同じ名前に出来ませんよね?
2.4しか対応してない製品が混在している環境では,
不自由ではないですか?
XGはWi-Fiを使っていません。550円/月安くなります。Wi-FiはAtermからです。
ご参考:
https://kumadigital.jp/archives/31165.html