iPhone 15 Pro 交換(Apple Care+ エクスプレス交換サービス)

3xカメラにゴミが入った iPhone 15 Pro の交換機が届きました。Apple Care+による「エクスプレス交換サービス」です。交換機をその場で開封して取り出し、代わりに故障機を入れてその場でクロネコさんに渡しました。交換機に同封されていたお手紙には「交換機の発送から10日以内に故障機が到着しないと代金をカードから引き落とす」とあり、必ずしもその場で物々交換しなくても良いように読めます。しかしクロネコさんに二度来てもらう手間とか、回収用の伝票をどうするのかとかややこしい問題があるので、ユーザー側には若干不便を強いますが物々交換が間違いないかなと思います。

なお交換機は再生紙の内箱に入っていましたが(下の写真)、故障機は梱包不要です。そして返送用の箱は交換機が入っていた外箱をそのまま使います。したがって内箱の厚みの分だけ故障機が外箱の中でカタカタしてしまうのですが、クロネコさんによると「いつもこうですから大丈夫です」とのこと。「いつもですか?結構件数があるんですか?」と尋ねると、「結構ありますね」とのこと。母数が多いから遭遇する機会も多いのでしょう。

 

さて交換した iPhone ですが、USB3 の力で Mac から1時間ほどでリストアは終わったのですが、難儀するのはそこからです。

1. LINE。これは引越し手順にクセがありますが、手順自体は確立されているのでスムーズです。

2. 音楽データ。いまたまたまスペシャルオファーで3ヶ月だけApple Musicを使っているのですが、リストア後に強制的に iCloudミュージックライブラリ同期が ON になってしまい、曲名とアーティスト名がローマ字表記になってしまいました。iCloudミュージックライブラリ同期はこれだから使えないんだよなぁ。

3. ウオレット。故障機で交通系ICカードを削除しておけば難なくリストアできます。クレジットカード系はセキュリティコードの入力が必要なので、実カードが手元にないとできません。

4. 銀行系アプリ。ほぼ全ての銀行でカード番号の再入力が必要です。リストア作業の面倒くささは銀行によってさまざまで、カード番号入力不要でリストアできたのは「ゆうちょ銀行」だけでした。

5. オムロンのアプリ。機器登録情報は維持されているのですが実際はペアリングが切れており、機器を再登録するまで測定データが転送されませんでした。Bluetoothを使っているので再登録が必要なのは仕方ありませんが、アプリ上からリンクが切れているのが分かりにくいのが難点。

6. docomo系のメールとか諸々のサービス。docomoメールは解約したし、他に面倒なものはないので引っかかるところは全くなし。docomoメールの再セットアップの面倒臭さと言ったらね…。

7. povo。一番面倒臭かったのがこれ。故障機の方があればQRコードでサクサクとeSIMの移動がきるのですが、故障機なしでのeSIM再発行がなかなかできず、いろいろ試した結果「紛失」と同じルートでeSIMが再発行できました。手順の途中で「新規登録」と画面に出てきたのでおいおいと思ったのですが、終わってみれば以前と同じ電話番号でeSIMが再発行されました。免許証かマイナンバーカードの撮影、並びに顔の首振り撮影が必要です。

交換機のバッテリーの最大容量はもちろん100%。交換前は95%まで劣化していたのでこれはラッキーでした。

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