いろんなエラーの出現に繋がるスピードセンサーの交換をしてきました。各車輪に1つずつ付いている部品なのですが、ディスクブレーキローターより内側についており、ある程度の高さまでジャッキアップが必要なことと、しかもネジが固着していたりして若干危なっかしい作業のようです。自分は高くジャッキアップする環境を持ってないし、もういい歳でケガしたくないのでディーラーにお願いしました。
こういう部品なんですが:
磁力で車輪の回転を検出してパルスを出す部品だと思いますが、足回りでザブザブ水がかかる場所なのに防水設計が怪しい感じなんですよねぇ。高温耐久性もダメだし。自動車屋さん(ほぼ機械設計者)の電気設計ってどうも信用できません。時々お世話になっているmaniacsさんでもこの夏はスピードセンサーの故障が連発したらしいです。
交換費用ですが、
診断料 11,000円
スピードセンサー左リア WHT003864C 23,760円
工賃 6,600円
合計 41,360円
でした。ディーラーによっては診断料は取らないところや、工賃はこの半分くらいのところもあろうかと思います。また、センサーも純正でなければ1個1,000円くらい(!)からあるみたいですがそれはさすがに不安。アウディディーラーならこんなものですかね。
なお今回故障していない残りの3輪のどこかのセンサーが近々故障することも予想されますが、そうなったらもう面倒なので残り3輪をまとめて交換してしまおうかと思います。その場合は診断料は不要との言質をディーラーから貰っていますので、(23,760円+6,600円)×3で 91,080円ですね。
コメント
構成部品はホールICとコネクタですかね。原価は安そうなので、1000円でも同機能のものが作れるのでしょう。ただ、回転する対象物の物性や距離に合わせたチューニングが必要だと思うので、それを期待できない部品は注意が要りますね。純正正常品と格安品の波形を採って比較、防水性、外形寸法の確認くらいはやりたいところですね。