実はこの2ヶ月の間に、ニューバランスの靴を4足も買いまして。
一番下の2月に買ったのは息子用。履いている靴が破けてきたというので息子初のニューバランスを買ってみたところ、すごい履き心地がいいと驚き、毎日そればかり履いていました。そうなってくるとまた一瞬で傷んでくるので、もう一足買ってやるから交互に履け、と、4/8にもう一足買いました。
4/10に買った2足は娘用。外反母趾を患っていて医師から「ニューバランスの900シリーズを履いて」と言われ、タッセルのついた可愛い真っ白なニューバランス900シリーズを4~5年前から履いていたのですが、おしゃれな靴はいっぱい持っているものの手持ちのスニーカーはそれ一足。すでにだいぶくたびれてきたところでこの春に就職。都内の番組製作会社で全国の朝のニュース映像を仕込んでいるのですが、通勤にスーツはいらないし、靴はスニーカーが基本。ぼろいニューバランスが崩壊寸前になってきたので「買いなよ」とは言ったものの、娘の会社は給与が「月末締め翌月払い」のため新入社員は4月の給与支給がありません。
お金がなくて靴も買えないというので、就職祝いの体で私がニューバランスを2足買ってあげました。「900番じゃない」とか文句言っていましたが、「プレゼントに文句言うな、黙って履け」と押し付け、今はその 550 と363 を交互に履いて通勤しているようです。流石に崩壊寸前の900シリーズよりはいいでしょう。お値段は 363が5千円くらい、550 が7千円くらいで合計1万2千円だったのですが、娘は「1足1万2千円くらいのが良かったよ~」とお姫様気質全開なセリフを吐くので、「父ちゃんだってそんな高いニューバランス持ってないぞ、黙って履け」と黙らせましたが、ウソでした。父ちゃん持ってました一足だけ、高いやつ。990番。
990v6 の Made in USAモデル。昨年セルフ誕プレで買いました。自分でも 900番台を履いてみるまでは死ねないと思って買ってみたのですが、まぁ確かに「多くのパーツが足を包んでいる」感はありますが、ではたとえば800とか500がダメかというと、履き心地に関して価格差ほどの差はないというのが本音。この 990v6 USAくらいになると実用性というよりはファッション性、コレクション性、自己満足感あたりが先行する感じですかね。ゴツすぎて車の運転はかえってしにくいです。これで孤独のグルメツアーで長距離運転しましたが、ほんのりと足がつりそうになりました。
残念ながらアメリカ人の手先の技術が推し量れてしまうのですが、この靴をつぶさに観察してみると、左右で製造精度がばらんばらんです。
上の写真で赤矢印のところが左右で寸法が結構違ってるのが分かるかと思います。このメーカーの最高ランクに近い製品でこれですよ。まぁ足の大きさも左右で違うので靴だけ左右同一でもしょうがないのですが、結構いい値段する靴の組み立て精度がこんなもんかと思うと、USAモデルは一度体験したらもういいや、って気になりますね。
まぁ今後は自分は800番台で十分か、あるいは900番台でも1万円ちょっとなら買ってもいいかなという気もしますが、900番台は基本的に幅がDが基本で、4Eモデルは安くならないので、縁がないかなと思います。まぁでも、死ぬまでに 900番台を履いてみることができたので満足はしました。足だけに。
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