「パンダ」iMac

新型iMacについては、ツルピカ液晶が受け入れられて、持ち運び不要なら、一般家庭用Macとしてはベストの選択肢だろう。CPUは2.4GHzで今のところ充分。メモリは+1GBして2GBあれば当面は何とかなるだろう。画面は設置場所との関係もあるのでお好みで。20インチでも狭い感じはしない。

俺自身はツルピカ液晶がまだ受け入れられないので、今回のiMacには買い替える気はない。

ツルピカの部分は画面の周りの黒い部分もツライチのようだ。つまり、バイオノートXRのように(←なんて解りにくい例え)液晶と黒い部分の両方を保護するクリアパネルが装着されているようだ。

この方式のメリットは、子供からの攻撃を受けても、液晶デバイス自体はダメージを受けにくいという点が挙げられる。

クリアパネルを採用した理由は、おそらく供給元メーカーの供給体制でボリュームゾーンとなったパネルがツルピカ液晶だった、というのもあると思う。20インチモデルを15万円台で作ろうと思ったら、パネルも安く買ってこられるボリュームゾーン品を使わざるを得ないだろう。店頭で現物を確認する必要はあるが、今回は24インチの方が高画質なのではないかと推測している。

キーボードの打鍵感も店頭でチェックしてみる必要がある。シリンドリカル(横から見たときにキーの段差が弧を描く)ではない、ノートPCのような平板キーボードなので、果たして打ち心地はいかほどのものか。単品売りのキーボードはUSBタイプ、ワイヤレスタイプとも、従来品の2倍近く値上がりしている。

USBキーボードの横のUSBポートは奥まっているようで、USBメモリなどの太めのUSB機器は接続できないようだ。もっとも、給電能力を考えるとあまり用途はない。液晶はツルピカだし。(関係ないか)

ディスクイジェクトや音量の調整のキーも割当位置が変わっており、F1~F4、F7~F12に割り当てられている。これはUSBタイプ、ワイヤレスタイプとも共通の仕様だ。USBタイプではF13キーの下、ワイヤレスタイプではキーボード左下にFnキーが用意されており、おそらくF1~F12として機能させるためには、Fnキーの同時押しが必要と思われる。

ATOKやPhotoshopでF1~F12キーを多用されている場合には面倒だ。コントロールパネルでF1~F12のキーごとにFnキーと一緒に押下した際の動作を設定できればよいのだが。(Fnを押した場合にF1として働くのか、逆にFnを押さない場合にF1として働くのか、など。)

Apple製品って言うのは使いやすさと機能の融合が高次元なのが売りだったはずだが、どうも今回のiMacを見ていると、使い心地を若干ないがしろにして見た目優先に走っているような。

液晶はツルピカだし。(まだ言うか)

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