「休みたいなら辞めろ」発言について

じゃぁGW出勤中トホホの俺も一言書くか。

ヲタにとってはパソコンのファンや光ディスクドライブのモーターなどでお世話になっている日本電産の永守重信社長の発言だが、これは激務に耐えている社員への感謝の意思表明なんじゃないかと思ったよ。

でも腹の中でそう思っていても、公の場でああいうことを言ってはいかんだろ。ただそういった空気の読めなさと、猛烈な経営建て直しへの原動力は表裏一体だと思うけど。ある程度のポジションになったら、多少は唯我独尊でいないと潰されるだろう。

日本電産とは関係なく、今の日本人には猛烈に働くことが必要だと思う。日本人の暇さにはムラがありすぎる。下り電車の終電は満員で辟易するが、同様に18時頃の下り電車も満員なのだ。もう既に猛烈に働いている人は結構、少し暇な人は猛烈に働いていただかないと国が抱える借金は返せない。

「お金に働いて貰う」のも結構だが、その種銭は働かないと得られない。「知恵で世界と勝負」するほど今の日本には知恵がない。今後の日本に必要な知恵はボーッとしていても生まれない。やはり実験室なり現場なりで体を動かすから知恵が生まれるのではないかと思う。みんな「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ」のセリフ、好きなんだろ?

新しい制度を作って、それを運用する天下り団体を新造するのも結構。だが新しい職場を作ったからには、給料に見合った付加価値を生んでくれなければ社会にとって負債でしかない。

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