ポメラ インプレッション(1)

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まずは軽く弄ってみた感想。

寒空の中、宅配便で届いたポメラは箱から出すと天板だけがヒンヤリしていたのが印象的だった。天板の塗装がヒンヤリ感を演出しているのだと思うが、ノートPCでもなかなか見られない厚そうな塗装である。表面はツルツルしており手触りが良いが、滑りにくい。一方、その他のキーボード以外の面は、Lenovo ThinkPadと同じようなピーチスキン塗装がされており、手触りがソフトである上、高級感がある。

バッテリーのフタにはロックが付いている。しばしば紛失しやすい部品だけに、こういった配慮はありがたい。

キーボードを広げてみると、左右方向は充分だが上下方向にやや寸詰まりなキーボードが現れる。キーボードの表面は艶消し仕上げで、これもさらさらとした感覚が心地よい。こうしてみると、本機は感触が悪い表面が存在せず、どこを触ってもそれぞれに気持ちいい仕上げが施されており、コストがかかっていることが解る。

キーボードの左側を支える足はキーボードに直付けされているが、キーボードの右側を支える足は収納機構の都合上、本体裏面に収納されているものを引き出して使う。打鍵してみると、左手側の高い剛性感に対して、右手側がややバタつく感じが気になった。

打鍵を続けてみると、スペースキーの位置に違和感を覚えた。これも収納機構の関係上、スペースキーが左にオフセットされている。これではちょっと使いにくいので、スペースキーが2分割になっても構わないので、いま「無変換」キーがある位置もスペースキーにすべきだと思った。

キーの形状が上下に寸詰まりなのも惜しい部分で、ファンクションキーを廃止してでもそれ以外のキーの上下寸法を拡大して欲しかったというのが個人的な感想。ただ、漢字変換関係でファンクションキーを使うことに慣れているユーザーのことを考えると、ファンクションキーは廃止できなかったのかも知れない。

液晶はバックライトなしで、明るい場所では見やすいが、暗い場所では全く見えない。単三乾電池で駆動するのであればバックライトを付けるのは辛いし、バックライトを付けると明るい場所での見栄えが低下するのでこれはこれでアリかと思った。

トラックパッドやトラックポインタがないので、カーソル移動はカーソルキーでのみ行う。ここで気になったのだが、カーソルキーのリピート速度が設定できないように見える。デフォルトの速度ではリピート速度が遅すぎるので速くしたいのだが、どうも設定が存在しないようだ。

画面に入力するテキストのフォントサイズは3段階の大きさに変更が可能で、小さい液晶であることもあり、私自身は中サイズがちょうど良かった。但し、フォントサイズを変えても変換候補のウインドウ中の文字の大きさは変わらず、やや判別しにくいと思った。

本機については引き続き使い込んでレポートする。

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