EOS 5D Mark IIのJPEGが少し甘い謎

EOS 5D Mark IIはJPEGで撮影するよりRAWで撮影した方が画質がいいという話を耳にする。最終的にJPEGにする場合でも、カメラ内でJPEGにするより、付属のソフトウエアDPP(Digital Photo Professional)でJPEG変換した方が画質がいいという。

なぜだろうか。

以下の表は各機種のカタログから抽出した画素数と、JPEG/Fineモードにおけるデータサイズである。EOS 5Dでは1,000万画素あたり3.6MBあったデータサイズが、5D Mark IIでは2.9MBに減っている。

5d2_filesize
データ出典はカタログより

5Dと同じ圧縮率であれば、2,100万画素であれば7.5MBくらいなければならないはず。それが6.1MBということは、約2割ほど少ない計算になる。

画素の狭小化により、JPEGの画素の処理単位(8×8画素ごとのマス目)中の絵柄が相対的に大きく(=高周波成分が少なく)なり、生成されるデータ量が自然と減った可能性もあるだろうが、それにしても2割は減らしすぎだろう。これではJPEGの画質が甘いと言われても仕方がない。

今のストレージの容量水準や、CPUの処理能力水準からすると7.5MBも6.1MBも大差ないと思うが、何か6.1MBに納めなければならない理由があったのだろうか? 謎だ。

「EOS 5D Mark IIのJPEGが少し甘い謎」への2件のフィードバック

  1. 大差ないとはいえ、やはりプロセッサの処理速度と連写速度を重視したのではないかと。

    あと、ノイズ除去やアンシャープマスクなどの画像処理の欠け具合も、
    処理速度上、簡易なのかもしれません。

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