ニコンのカジュアルトートバッグCT1BG

7ミリオンダラー・ホームの収納能力に軽く後悔(入りすぎて(笑))していた頃、ニコンのカジュアルトートを見た。色的には私が欲しかったものそのものなのだが、触った感じが見た目と全然違う。

なんだろう、この素材。生地が薄いのに硬いというかハリがあるというか…。ちょっと他ではあまり見ない素材。ニコンではこの素材はかなり丈夫であると主張している。

大きさはEOS 5Dを入れるとマチ方向に少しふくらむくらいの大きさである。金具はピカピカではなく、少しくすんだ感じの錫(スズ)のような質感である。

中のクッションはちょっとユニークで、バッグの高さの2/3くらいのところまでしかクッションが入っていないのだが、そこに同じクッション材でフタをすることができ、2階建てのバッグとして使えるのである。

フタの部分は普段は壁面にベルクロで留められており、カメラの出し入れの邪魔にはならない。また、確認はしていないが、構造からすると中のクッション材は完全に取り外せるように見える。

両側面には縦に長いポケットが付いており、一脚や折りたたみ傘を入れておけそうだ。

難点はストラップの質感がイマイチなこと。いわゆるごく普通のナイロンストラップである。色が明るいこともあって若干チープさが見えやすい。独特の生地の質感も好みが分かれるかも知れない。

見た目重視のようで、実際は実用性重視なカバンである。ストラップの造りから、個人的にはカメラ+レンズで1kg強までかな、という気はする。カメラバッグの売れ筋は6~7千円と聞くから、そういう意味では平均的な製品である。

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