シェーバー検討 II

ロータリーシェーバーRM-GTX2とブラウンSeries 7(720s-4)で悩んでいる話の続き。両者は駆動方式が全く異なるシェーバーでありながら、意外な共通点がある。それは替刃が内刃・外刃セットで提供されていることと、その寿命が1年半であるという点だ。

個人的には内刃・外刃セットで交換というのは賛成。刃物で擦れるもの同士なので、ある程度使うと「あたり」が出てくる。片方だけ新しく交換してしまうと、この「あたり」が失われてしまう。両方一緒に交換するのは不経済では?と思われるかも知れないが、たとえば従来のロータリーシェーバーの場合、外刃の寿命は1年、内刃の寿命は3年であり、3年間で外刃3個と内刃1個(合計4個)を消費する。外内セットの場合でも、3年で2ペア(合計4個)なので、コスト的には大差がない。

また、実はブラウンの方には外刃カバーが付属していない。これは水で洗浄した後の乾燥を促すためだという。その代わり、持ち運び時に使うケースはセミハードタイプで、輸送中でも刃は保護できるようになっている。

本体の防水性能にも違いがある。RM-GTX2が全身完全防水なのに対して、720s-4はヘッド部は防水だがボディ自体は防滴にとどまる。

洗浄のラクさは、RM-GTX2に軍配が上がると思う。どちらも水洗い推奨だが、RM-GTX2の方はヘッドカバーを外して刃の内部に水をかける上に、「内部クリーニングウオッシャー」という洗浄メカまで内蔵しており、汚れ落ちが良さそうだ。一方720s-4はあくまで刃の外から水をかけているに過ぎない。

さて、ここまで来ると、もうどっちを選んでも失敗しないような気がするが、昨日のエントリで書いた通り、片方の機種には「意外な障害」がある。ただし、あくまで我が家の場合であって、他のご家庭に必ずしも当てはまるものではない。

それはACアダプタの形状である。

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上の写真は、我が家のINAX謹製洗面台のコンセント。この付近にはこのコンセントしかないので、ここからしか電源が取れない。そこで、双方の機種のACアダプタの形状を確認すると、

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RM-GTX2付属のACアダプタ(日立Webサイトより)

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720s-4付属の電源アダプタ(家電Watchより 上位機種のもの)

形状を見てお解りの通り、RM-GTX2の方のACアダプタは、挿していると下に置いてあるブラシやら歯ブラシの邪魔になるのである。その点、720s-4のアダプタの方は手前に出っ張る形状のため、問題がない。

それともう1つ、好みの問題だが、電源アダプタの2次側のコードが、RM-GTX2はストレートの細いタイプ、720s-4は太めのカールコードである。カールコードの方が好みだなぁ…。

コメント

  1. まるぼうず より:

    パナソニックのラムダッシュもよく剃れますよ~。
    この夏に買いましたが、全くヒリヒリせず、まさしく深剃りでした。

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