劇場版ソードアート・オンライン(4DX版)

劇場版ソードアート・オンライン オーディナル・スケールを4DX版で見てきました。ソードアート・オンラインの劇場版はあまり情報をウオッチしていなくて、「ふーん、やるんだぁ」くらいにしか思っていませんでしたが、観てきた方の評判が良かったので気になっていました。そこに4DX版が上映開始ということで、4DXなるものを未体験だったので折角ならそれで、ということで。

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そういえばこれ、企業タイアップしてましたね。特にソニーとのタイアップが目立ちましたが、ウォークマンR & h.ear on Wireless NC(MDR-100ABN)「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」モデルなども発売されていましたしね。

劇中ではアスナがMDR-100ABNのシナバーレッドを使っていましたが、キリトくんの方はMDR-100ABNではなく、MDR-1000X CM(グレーベージュ)でしたね。ちゃんと右耳側のタッチパッドを操作する描写もあって、細かい。でも左手で右側パッドを操作するのは辛そうだったかな(笑。一方でパソコンの方はWAIOとかになってて線引きドライだなぁと(;´Д`)

ストーリーはテレビの総集編ではなく完全オリジナルで、従来のVRではなくARというのがポイント(ただ、最後の最後で実はこのARは…というちょっとしたどんでん返しがありますが…)。東京の見たことがある舞台を中心に話が進みます。そして今回の悪の首謀者は東京工業大学がモデルになったと思われる東都工業大学(大岡山←そのまんまじゃないですか)の重村教授(声:鹿賀丈史←すげー)。東工大いろんな映画でネタにされすぎだろ…。

重村教授を突き動かすものは、まぁマッドエンジニアの動機としてはありがちな王道的な展開ですが、今回さらに歌姫を登場させ、しかも声と歌:神田沙也加ということでガチ歌姫映画になっております。歌姫が登場するアニメは必ずヒットするというジンクスどころかもはや法則がありますが、何もソードアートオンラインまでそこに乗っかってこなくても良いのに…とはちょっとだけ思いました。

初めて体験する4DXは…あれだよね、ディズニーランドにあるアレ、というのは分かってはいましたが、ディズニーランドと比較すると随分しょぼくて(;´Д`)2回目はないかな…という印象を持ちました。特に劇中にスイーツが出てくるとニオイ発生器の動作音が「シュー」とするとことかかなり興ざめなんですけど…。霧のシーンでももっとドバッと霧が出ればいいのに、加湿器?っていうくらいの細い水蒸気で霧を表現とか無理しすぎでしょう…。身の回りの風の表現とか、背中を叩かれる表現とかはは良かったですけどね。私の見た「イオンシネマみなとみらい」だけがそうなのか、どこの劇場でもそうなのかは気になりますが。

映画自体は終始テンポが良く安心して観られる良作で、4DX版ではない普通の大画面で映画そのものを楽しむ感じでも充分な出来だったと思います。最新のデジタルガジェットや企業タイアップ事情をウオッチしている方にかなりフックする作品で、これ、20年後に見直したらどう見えるのかなぁ、というのは興味がわきました。

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