千葉県香取市 与倉ドライブイン

『それぞれの孤独のグルメ』第 9 話に登場した、千葉県香取市の与倉ドライブインに放送前に行ってきました。

→本レポはこちら

私はドライバーです。

千葉県香取市。この辺りは2006年に香取郡栗源町、小見川町、山田町、佐原市が合併して、香取市になりました。私の中ではいまだにこの辺は佐原市です。そろそろ20年経ちますが、香取市という呼称には慣れません。

先にネタバレしておくと、ここは比較的私の実家の近くで、私は学区越境でしたが佐原高校に通っていました。ですので勝手知ったるエリアなのです。

 

さてやってきました与倉ドライブイン。開店時間には余裕を持ってきたつもりでしたが…

ポ…

まさかの定休日www

いやー、完全無欠のBさん参謀でこんなことがありうるなんて思ってみなかったよwww

ふと振り返ると、「やってる」と書かれた自販機が目に入りました。「やってない」「やってる」という対義語が沁み入ります。

そしてよく見れば「カミオン」。そういうことかと全てを理解しました。ここはデコトラの聖地なんですね。自販機全体をよく見渡してみれば、「よくら」という三角屋根はブランド化されていることがわかるし、出入りした数々のデコトラが貼っていったであろうチームステッカー的なもので普段のここの様子を想像することができました。

いや、想像するも何も、私はこの店の前を何度も通っていたんですが、この店の存在は気には留めていませんでした。国道51号バイパス、佐原と成田を結ぶ彩度低めの退屈なという印象の道でどうしても速度が出ます。まさか沿道にこんな濃い店があったなんて。

まぁそんなわけで与倉ドライブインが「やってない」ので、佐原観光でもします。

水郷佐原。正式にはなんて呼ぶのでしょうか。江戸時代の風景がそのまま残っているようなエリアで、高校通学時は毎日ここを横断していました。

そのエリアの南端には伊能忠敬の子孫がお店を開いています。伊能忠敬は江戸時代に日本全国を測量して、初めて実測による日本地図を完成させた人です。撮影した時は気がつきませんでしたが、なんでチーズとかスイートポテトなんだろう…と思ったら、少なくとも「チーズ」は「地図」ってことですか…((((;゚Д゚))))

 

川沿いから少し入ったところにある菓子問屋・佐藤商店。確か私の記憶ではここは40年前はパン屋さんで、しかも佐原高校の学生は出世払いでパンが買えたという噂があったのですが…(ちょっと厚かましく感じて、私は試していません)。

 

最後に「柏屋のもなか」を買って帰りました。「柏屋」は創業97年のもなか専門店で、このあたりで「手土産で菓子といえばこれ」という、まぁ東京でいうところの虎屋のようかんのような存在。これ持っていけば間違いない、みたいな。もちろんそれだけのネームバリューを長きにわたって維持しているというのは、商品もきちんとしているということです。

この角度から撮ると、亡き父のクラウンに乗せられてこの店先に横付けしてもなかを買いに来たことを思い出します。私には店の前にクラウンが停まっているように見えます。

なお同名の和菓子店が福島にあり、「柏屋薄皮饅頭」(日本三大まんじゅう)で全国区で有名ですが、そことの繋がりはないはずです。

 

買ってきたもなか。このほかに普通サイズのを買ってきたのですが、こちらは大きいサイズ。通常の2倍です。

 

一度この大きいもなかを独り占めで食べてみたかったんです(痛風発症フラグ)。1個食べて見ましたが確かに柏屋のもなか。大きいだけで通常のもなかと味は全く同じなのですが、やりたかったことの1つだったので満足しました。もう1つは妻と娘で半分こにしてもらいたいと思います。

与倉ドライブインはまたいずれリベンジ予定です。

created by Rinker
¥750 (2024/12/04 19:56:15時点 Amazon調べ-詳細)

コメント

タイトルとURLをコピーしました