結局、DENON の DHT-S517 を買いました。ネットで安いところで買えば4万円台で買えますが、不具合交換などを考慮して、値引きしてくれるという DENON の販売員がいるヨドバシ店頭で同じく実質4万円台で買いました。
それで早速、昨日から配信が始まった、Netflixの「新幹線大爆破」を Dolby Atmos の立体音響で観てみました。DHT-S517 は上向きのイネーブルドスピーカーが2つ付いていて、「Netfilx版 新幹線大爆破」のような Dolby Atmos オーディオを入力するとイネーブルドスピーカーからそれ立体音響用の音を出すことができます。どんなものかと思っていましたが、なんかこう、音場がふわっとするというか、まさに「空間オーディオ」という言葉通りの印象がありますね。音が上から降ってくるとかいう感覚はないですけど、65inch の画面の大きさをちょっと超えるくらいの音場が出現します。
DHT-S517 自体のレビューはまた別に書こうかと思いますが、今まで使っていた YAS-209 と比較してスーパーウーファーの効きが控えめだなぁと感じましたが、これに慣れてしまうと逆に YAS-209 の低音が過剰に感じられます。それと DHT-S517 は音量と音質がある程度比例する(音量を上げたほうが音が良くなる)傾向が感じられました。
新幹線大爆破の方ですが、舞台は上り方面の東北新幹線。ALFA-X を使って途ある作戦を遂行するところとか、途中何度か「ねーよwww」とツッコミたくなるところはありますが、映像の迫力で見入ってしまいます。ただ、犯人がね……勘がいいと割と早い段階で気がつくと思いますが、やっぱそういう路線なのね……とちょっと思いました。樋口監督繋がりで、「Brave New World, enchantMOON Vol.2」が一瞬脳裏をよぎったというか…。それと、ここまで行かなくても身近でこの犯人の人と似たような感情の話があったので、その件と重ねてしまいモヤりました(これは私固有の事情かと思います)。
なお立体音響と4K HDRで楽しむには Netflix の「プレミアムプラン」(2,290円)への加入が必要なのですが、2人で映画館に行ったと思えば全然許容レベル。2時間強だったかと思いますが、あっという間でした。なおシン・ゴジラなどと同様、スーツや制服、作業服を着たおっさんたちがわしゃわしゃするシーンが長いので、そういうのに興味を持てない人はリタイヤするかな。うちの娘ですけど。
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