順番が前後してしまいましたが、12/19の発売日にEF 24-70mm f/4L IS USMを入手したのでレビューします。
EF 24-105mmと比べてほんの少し短くなっただけですが、カメラセット全体としてはフロントヘビー感が減り、まとまりが良くなった印象があります。
EF 24-105mmと長さ比較。長い方がEF 24-105mm、短い方がEF 24-70mm。こう見ると短くなったと言ってもほんの少しのように見えますが、実際は結構違う感じがします。
というか、長さの違いはこのアニメ見てもらった方が解りやすいかも知れませんね。付け根の部分を除いて、両者のデザインは共通点が多いですね。
ちなみにカートン箱は、逆に24-70の方が大きいです。EF 40mm STMもそうでしたが、最近のキヤノンのレンズは緩衝材が多めな傾向があります。
正面のシルク印刷がなくなりました。
後玉まわりの形状も変わりましたね。
このあたりは外観とは裏腹に設計ポリシーの変化を感じる部分。
フードも新しくなりました。前のフード(EW-83H)も使えるんですが、この新しいEW-83Lフードは塗装がレンズ本体と一体感のある粗めの塗装になり、そして…
回転防止のノッチがつきました。これは嬉しい。ただし回転防止機構はレンズ側の対応も必要なので、EW-83Lを以前のレンズに付けても回転防止機構は働きません。
レンズキャップも新しくなりました。待望の中央につまみがあるタイプ。聞くところでは某他社のパテントが切れたから使えるようになったとか何とか…。これはもちろん昔のレンズでも使え、単体でも購入できます。
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で、写りの方は…
これがまたカッチリとしてて素晴らしいんですよ。
実写レビューについては、次回。
コメント
発売日入手をうらやましく思う日々でしたが、クマデジさんの実写レビューなどを拝見し、間違いない!との結論が出たと合わせたかのように、入荷がありゲットしました。IS特有のチーチー音もうるさくなく、カリッとした画はお酒のつまみに最高です(笑)。ただ前回のパンケーキに懲りず前玉にチリが見えるのが残念なところで(泣)。こういったケースで販売店へ申し出ようかいつも悩みます。クマデジさんのは大丈夫でしたか?ズームレンズにおいては序章にすぎないのでしょうけど。
良くチリに気がつきますね。後玉は防塵ではないし、部材が擦れることによるチリの発生もあるので、気にするだけ無駄だと思いますけどね。画質への影響もセンサゴミと違い、見て解るなんてことはあり得ないと思います。
気がつくというか目に入ってしまうのが前玉から2、3層目ぐらいですね。ブロアーで前玉を(正確にはフィルターですが)シュポシュポやったのち、アレっってな具合です。覗いてる時の蛍光灯の感じや視線の角度で見えたり見えなかったりするので、傷!?なんて焦ったり。後玉からはテレ端にズーミングするたびにボディのメカダストが吸い上げられるのは当然に覚悟してるのですが。
ああ確かに、キズだとイヤですねぇ。気になったんで私も見てみたんですが、なんかいろいろ見えますね(笑
見ればみるほど、ってスパイラルです。傷だったら嫌ですが、チリとの判別も特殊なライトでも当てないと無理でしょうね。それよりも、当該コメントでクマデジさんにも色々見させてしまって申し訳ありませんでした。
いや、私は元々全然気にしてませんから(笑 大丈夫です。
写りでは全然解りませんって(笑
ありがとうございます。こういった話は価格コムなんかで展開されていますので、スレを立てるなりで意見はもらえるんでしょうが、クマデジさんのような技術者兼消費者目線の数々のレビューをされている方にお言葉をいただけると、救われますね。来年も数多くのレビューを楽しみに拝見させていただきます!!p.s 2012年目から鱗は、TS-Eレンズ用三脚アダプターでした。目的は異なりますが、私も購入しました(笑。