Gitzo GK1542-82QD (アウトレット)を購入の続きです。
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GT2531(背の高い方)と、今回購入のGT1542の高さ比較。
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伸ばしてみると、差が縮むのに驚きます。さすが4段。
Gitzoでカーボンなので、軽さと強度のバランスはかなりレベルは高いのですが(単に軽いだけ、剛性が高いだけなら他にも色々選択肢はある)さすがにGitzo内で2型3段と比較すると強度的には分が悪い感じがします。特に一番先端の脚部は荷重をかければそれなりにしなります。でもその分軽くて収納時コンパクトなので、どっちを取るかですね。
このあたり、日本車 vs VWのGOLF vs VW POLOの作り分けに似てるかも、とちょっと思いました。日本製で削ってしまうような部分は削らず、でも思ったほど軽くも小さくもなく、でも車内でのヒエラルキーは確実に存在するという面で。(最近のVW車は軽いですけど)
脚の伸縮を司るリングは、1/4回転するだけでロック/アンロックができます。このあたりの精度の高さもローコストカーボン三脚との差が生まれる部分ですが、逆に、海の中にズブズブ入って撮影するようなスタイルには向かないかも?
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付属品。グリースがないだけで、かなりあっさりした雰囲気。ケースに入っている取説は三脚側で、ケースに入っていないのが雲台側です。雲台と脚用だと思うのですが、同じ星形レンチが2本と、細い六角レンチが1本入っています。
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説明書を読むと、謎のディスクが目に付きました。現物を確認すると…確かに「Ground Level」と書かれたディスクが付いています。矢印の方向に回してみます。
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センターポールが外れた!!
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ローアングル撮影が簡単!!
いやこれ、カーボン製センターポールをどうやって簡単に着脱させるかという命題における、Gitzoの回答なんでしょうね。カーボンでなければSLIKのような単純なねじ込み式とかでもいいんでしょうけど、これは良くできています。但し再度取り付け時はちょっとコツがいります。(方向合わせが三脚本体に対してとGround Levelディスクに対しての2回必要。)
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開脚度調整ピンは、ロックを解除して脚を全開にすると、全開の直前で自動的に元に戻る(ロックがかかる)構造で、これもローアングル撮影時の時短に役立ちます。
次は雲台編です。
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