先日NHKで放映された「ガンダム誕生秘話」をご覧になった方も多いと思いますが、あの話の内容の多くはここに収められています。2002年に刊行された「ガンダム者」です。
ただ、この本には板野一郎氏は出てこないので、み春野脚本で男三人が泣いた話とかは出てこないんですよね。そのようにNHK番組でしか語られなかったこともありますが、全体的な内容の濃さとしてはこの本の方がNHKの数十倍は濃いです。あの番組を見て「もっとこういう話を聞きたい」と思った方はこれを手にされるといいと思います。今日時点では古本でしか手に入らないと思いますが。(私も古本で買いました。)
が、いつの間にか古本がとんでもないお値段に…
Amazon以外で、探してください。
そしてこちらは、ガンダムNTの公開直前に刊行されたガンダムUCの本。ガンダムUCに出てくる怒濤のモビルスーツ群が何が何だか分からない、という方はこれを読むと整理できると思います。モビルスーツ中心の系統説明本です。Amazonで衝動買いしてしまいましたが、本屋で立ち読みしたらライトユーザー向けのような印象を持って買わなかったかも…。
もうちょっとグラビアっぽい印刷だったら良かったんですけどね。しかし「何とかズール」とか「何とかドーガ」とか訳分からなかったので、一瞥して「なるほど」と理解できたのは良かったです。
どうしてジェガンにA2型が存在しなければならないのか?というガンダム史の作り手側からの理由も語られていたりします。これを読んでからUCを見直すと、「おお、そこに居たのか(;´Д`)」という機体もあり、しゃぶり尽くせると思います。
コメント