ムスメの IdeaPad 330S(メモリ4GB)を少しでも大学推奨スペック(メモリ8GB)に近づけるべく、メーカー仕様ではできないはずのメモリ増設に挑戦しました。
背面ネジ11本を外しますが、最初から緩んでるネジが結構あって萎えました。さすが中華品質です。類似筐体を開腹したことのある先駆者むっちーからネジを外した後のパネルのこじ開けが難しいと聞いていたので、慎重に進めました。よく観察してみると、液晶ヒンジ側の少し隙間の大きいところを発見。
そこを足がかりにして開いて行きます。
1/3位まで開いたら後は手でパキパキっと。
おっと、妙なテンションを感じたと思ったら、スピーカーケーブルがフタ側に伸びていました。
面倒なのでスピーカーケーブルは外さずに作業を続けます。
次はバッテリーを外すところですが、予めBIOSメニューで確認したところ、IdeaPadはThinkPadと違ってBIOSメニューからバッテリーが切れない様子。となると、物理的に外すしかありませんが…
バッテリーケーブル周りで筐体への噛み込みを発見。やだもう中華品質。ちょっと萎えたのでバッテリーケーブルもをのままにして(噛み込みだけ修正して)活線工事を継続します。
シールド版を外すと、無事に空きメモリスロットがありました。
用意したのはPC4-17000のSO-DIMM。上位互換であろうPC4-19200の方が数百円安かったのですが、何となく規格通りのものを選択。4,400円くらいでした。
装着。
無事に12GBに認識されました。めでたしめでたし。
ところで、そもそもなんで”メモリ増設不可”扱いだったんですかね。おれが増設したモデルは増設可のわりに難易度高くて顧客自身ではできなかったので相談受けたのですが。
いやぁこれ「メモリと言えばバッファロー」くらいの認識のユーザーではできないと思いますよ。というのが理由の1つ。
もう1つは、どうもコンフィグレーションによってソケット自体実装されていない機種があるようで? 委託生産でコントロールしきれない部分なのか、ソケットがあるとは言い切れなかった可能性が、理由その2。