ツマと2人で在宅勤務するとしんどい時があるのと、ムスメから「2Fの電波が弱い」と兼ねてから言われていたので、自宅2Fの AirMac Express を LINKSYS VELOP にリプレースしました。
Apple Store で AirMac 廃番後に扱われている無線LAN機器ということでチョイス。そこはかとなくApple製品テイストです。
本当はメッシュWi-Fi構成用の複数台パックの方が割安なのですが、1Fはバックアップ用HDD付きのAirMac Time Capsuleなので、VELOPに置き換えるとすれば バックアップ用HDDはNASにせざるを得ず、ちょっとお金がかかりすぎなので2Fだけ。
なおWi-Fi 6やトライバンドのモデルではなく、一番お手頃価格なデュアルバンドのモデルです。1F – 2F間はギガビットEthernetがあるので、トライバンドである必要はありません。
VELOPといえばメッシュWi-Fiというイメージがありますが、別段メッシュWi-Fiという機能があるわけではなく、複数台のアクセスポイントに同じSSIDをセットすればメッシュになります。それは異なるメーカーの機器でも構いません。なので我が家では1F が Apple、2F が LINKSYS で同じSSIDをセットしてメッシュにします。
AirMac Time Capsule / AirMac Extreme と違って、底が危なっかしくスコンと抜けない箱。
今までは2Fの端にセットしていましたが、2Fの中央付近に場所を設けて設置しました。思ったより軽量だったので壁掛けにしても良かったか?と思いましたが、デュアルバンドモデルはケーブルが側面角から出ているので、壁掛けアダプターが市販されていないのでした…。(トライバンドモデルはケーブル底出しなので、壁掛けアダプターが販売されている。)
セットアップはスマホアプリを使って一旦「ルーターモード」で完了させる必要があって(すなわち、NTTのONUにルーターをやらせている我が家の場合は、いったん二重ルーター状態になる)、その後ブリッジモードに切り替えます。ブリッジモードにすると 多彩な機能が無効になってしまうのが惜しいです。
速度は 802.11ac 対応と言うことで、近くだと 300〜500Mbps は出ます。今までは802.11ac非対応、かつ、LANポートが100BASE-T の AirMac Express だったので20〜80Mbpsがせいぜいでした。 Time Capsuleも 802.11ac対応なので同じくらい出ます。AirMacと違い、2.4GHzと5GHzで違うSSIDをセットするという概念はないようで、これに合わせて1FのAirMac Time Capsule も 2.4GHzと5GHzで同じSSIDに変更しました。
これでだいたい家中どこでも、入り組んだトイレなどでも60Mbpsくらい(以前はしばしば切れていた)、無線LAN親機が目視できるところなら 300〜500Mbps は出るようになりました。2.4GHzと5GHz、1Fと2Fで同じSSIDなので本当に2Fにいるとき2FのLINKSYSの電波を掴んでいるのか不安ですが、階段では60Mbpsくらいなので、やはり2Fに来るとLINKSYSの電波は掴めているようです。ルーターモードであれば接続されている機器の一覧がスマホアプリで確認できるのですが、ブリッジモードだとできません。しかしルーターモード(=二重ルーター)にしてしまうとポート開放が必要なUPnPとかうまく動作するかどうかよく分からないので、無難なブリッジモードにしています。
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