マイク:オーディオテクニカ AT9931PC / Buffalo BSHSM03BK

在宅勤務環境と兼用している M1 MacBookAirのクラムシェルモード環境用に外付けマイクが欲しいなと思いまして、外付けマイクを買いました。条件は液晶モニターに両面テープで貼り付けられるくらいのもの。

音声出力はモニターのUSB端子経由でサウンドブラスターPlay!3経由でBOSEに出力しているんですが、これだとモニターを会社のThinkPad / 私物のMacBook AirにUSB-C1本で接続するだけでオーディオ接続も完了するので実に便利。しかしその副作用として、オーディオ入力もサウンドブラスターに切り替わるので、サウンドブラスターにマイクを接続しないと音声接続が宙ぶらりんになってしまうのです。

ThinkPadの方は筐体を広げて使っているので内蔵マイクに切り替えられますが、すると会社に持って行ってクラムシェルモードでアナログヘッドセットを接続しても内蔵マイクが有効のままになってしまい、通話相手から「声が遠いです」と指摘を受けることもしばしば。自宅で手動で内蔵マイクに切り返せずに自動切り替えのサウンドブラスターのまま使えば、会社でも自動切り替えでヘッドセットに切り替わるのではないかと目論んだ次第。(まだ検証していません。)

MacBook Airの方はクラムシェルモードでマイクが使えないので、通話、Siri、音声テキスト入力全てが使えません。やはり外付けマイクが欲しいところ。

しかしアナログマイクの選定って本当に難しくて、いきなり高いのを買って外した場合の損害が大きいです。

 

なので、まずは写真左のBuffalo BSHSM03BKという、530円のピンマイクを買ってみました。これで満足できればヨシ、というところでしたが、試したところ通話相手から「音質は悪くないが少し声が小さくなった」という指摘を受けました。感度スペック-54dBなので、なるほどそうなるのかと分かったので、写真右にある、もう少し感度の高いオーディオテクニカ AT9931PCを追加で買いました。

 

これは感度-33dBという結構高感度なマイク。Buffaloと比較すると-21dB差なので10倍くらい高感度なことになります。なおエレクトレットコンデンサー型というのは超簡単に言えばコンデンサー型の廉価版です。

これを試したところ通話相手によると「ThinkPad内蔵マイクと比較するとまだ若干小さい気がする」とのこと。自分で録音して聞いても同じ印象。まぁ感度というのは小さい音を拾うスペックなので、音圧は示さないか…。f特も測れば20〜20,000Hzあるのかも知れませんが、実感は全くそんなことはなくちょっとAMラジオ気味というか、パ行などの破裂発音をマスキングするかのようなハイ落ちの特性。まぁでも通話相手も「何ら問題はない」とのことなので、これにします、これ以上コストをつぎ込む気はありません。こと通話音質に限っては、ThinkPad内蔵マイクが優秀すぎるんですよね…。

同社の類似品であるAT9904(感度-42dB)と迷いましたが、PC用と銘打ってあるし感度が高いのでAT9931PCを選んでしまいましたが、ちょっとAT9904とは違う考え方で作られている気がしてならないです。AT9904にしとけば良かったかなと少しだけ後悔。また他人の芝生はなんとやらですね。

 

結構付属アクセサリーが豊富で、マイクスタンド、ピンマイククリップ、風防、ポーチが付属します。マイクスタンドはアームを折りたためて、ポーチはマイクスタンドごと収納できるタイプ。

 

スタンドの裏はケーブルワインダーになっています。この辺の芸の細かさはいいですね。

 

マイクスタンド裏のゴム足3つの他に、パッケージ内に追加のゴム足2つが落ちていました。説明書にも言及なく、何だこれ…? なおMADE IN TAIWANです。

 

液晶モニターに取り付けたかったので、モニター側面からマイクが顔を出すように両面テープで取り付けました。マイクスタンドはスタンドではなく完全にケーブルワインダーとして活用。アーム部分は引っ張ると外れるので外しても良かったのですが、外してみたところ接続部分からスペーサーとパッキン(テンションコントロール用と思われる)が出てきたので紛失しそうだなと思い、アームを外さずに使うことにしました。

 

モニタ正面から見るとこんな感じ。普通は下面または上面にするところでしょうが、上面は高すぎるし、下面はThinkPadの液晶を潜り込ませるので引っかけそうだなと思い、側面にしました。なおアナログ式のマイクをモニターに近接させて使うのでノイズが心配でしたが、大丈夫でした。

 

   

 

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